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提督×曙シリーズ 256 :提督×曙 その後:2014/06/01(日) 23 50 05 ID MpmLk9d2 うーん、どうしたもんかしら。 あたしは駆逐艦娘、曙。 今、あたしは金剛さんの部屋にいる。金剛さんはお茶を淹れている最中だ。 どうしてこうなったか、ちょっと思い返してみる。 * 「ケッコンカッコカリ」を巡る諸々の騒動から何日か経った。 あれからあたしの提督への態度は、ほとんど変わっていない…と思う。少なくとも表面上は。 まあ、提督はあたしと会話するたびに露骨に嬉しそう、というか浮かれまくっているんだけど。 他の娘もいるってのに、全く恥ずかしいったらありゃしない。 うん、でも、まあ、あたしだってその…嬉しくないわけじゃないし、今まで提督にもらったものを、何らかの形で返してあげたい。 しかし、あたしはその方面はとんと疎いのだ。 『前』は当然こんなこととは無縁だったし、艦娘となった後もまさかそんな…と気を払うこともなかったから。 一日の仕事を終え、駆逐艦寮へ歩いている間、あたしはそんなことをずっと考えていた。 しかし、寮にたどり着くと、入り口にあまり見かけない人が立っていたのだ。 「ヘイ、曙」 「あ、こ、金剛さん…」 今一番会いたくない人に会ってしまった。この人が提督に日常的にラブコールをしていたのは周知のことだ。 ケッコンカッコカリのことはもちろん隠せるわけがない。なんせ、あたしの手には指輪が光っているのだ。 カッコカリだから、なんて言い訳にもならないし。 陽炎型みたいに手袋をはめていればまだ何とかなっていたかもしれないけど、生憎特型にはそんな都合のいいものはない。 提督も「隠す必要はない、しっかりとお断りをした」と言っていたけど…気まずいものは気まずい。 微笑みながら、しかし歴戦の戦艦特有の余裕と威圧感を隠そうともせず、金剛さんが話しかけてくる。 「Youを待ってたネ。時間空いてる?」 「え、いや、特にこの後は何も…」 思わず正直に返事をしてしまった。 しかしこの場を適当にごまかしても、問題を先延ばしにするだけだろう。 「そう、良かった。ちょっと私に付き合って欲しいノ」 そう言うなり、あたしの手を掴んで歩き出した。 「ど、どこへ?」 「もちろん、私のteatimeに…ネ」 半ば引きずられるように戦艦寮に連れ込まれ、今ここでこうしている…というわけ。 まあ、こうなってしまったものはしょうがないわね。あたしも覚悟を決めなきゃ。 そんなことを考えているうちに、ティーセットを携えた金剛さんが戻ってきた。 優雅な手つきで2つのカップに紅茶を注ぐ。 「どうぞ。アナタ、運が良かったネ。一昨日、かなりいい茶葉を買ったとこなのよ」 「ど、どうも…」 金剛さんには悪いけど、あたしはあまり紅茶に詳しくない。というか、それ以前にこの状況で味なんてわかるわけ無い。 それでも勧められるまま一口すすると、いくらか気持ちも落ち着いた…ような気がした。 向かいに腰を下ろした金剛さんもカップを傾け、あたしをまっすぐ見てくる。 「別に取って食べようってわけじゃないわ、そんなに身構えないで欲しいノ。もうちょっとrelaxして…って言っても難しいわよネ」 当たり前じゃない。 「ンー、世間話も何だし…じゃあ本題を始めマスね」 ついに来たか。用件はおおよそ見当付いている。提督からのいきなりの告白だったとはいえ、あたしは譲るつもりなんて毛頭ない。 たとえ相手がこの人でも…ううん、誰だって、絶対に、譲らない。駆逐艦を舐めるな。 「アナタ…見ててじれったいのよ!」 「お断りしま…! え?」 プフーッと金剛さんが噴き出す。え?何?この状況。 「フフフッ、今更アナタからテイトクを奪おうなんてしまセンよ」 「え…」 「そりゃあまあ超悔しいデスケドね。さっきまでアナタを脅かしてたのは、ささやかな八つ当たりヨ。ごめんなさいね」 「…」 「でも、それももうオシマイ。私だって、アナタのことはそれなりにわかってるつもりデス。アナタは誇りある、立派な艦娘。 アナタに助けられたことだって何回もあったし、実は結構respectしてたのヨ。そんな娘が相手なんだから、私だって諦めます」 「…」 全く予想外の状況にあっけにとられていたが、まさかそんなことを言われるとは思っていなかった。 「それにテイトクから聞かされたワ。アナタのこと、いろいろね」 「え…?」 「あの曙が俺を尊敬してくれてたんだって!とか、あの曙が顔真っ赤にしてて死ぬほど可愛かったんだぞ!とか」 「な…なっ…!?」 「あんまり嬉しそうに話すものデスから、もう妬くを通り越して私まで嬉しくなっちゃいましたヨ」 あんのクソ提督、何こっ恥ずかしいことくっちゃべってんのよ…! 「あのテートクにあそこまで言わせたんだから、…な、何かしてあげないとイケマセン」 「う…あ、あたしだって…何か、して、あげたいんです…で、でも、あたしこういうのく、詳しくなくて、その… …?」 金剛さんの様子がちょっとおかしいことに気づく。目を逸らしたまま何やら笑ったような顔で、プルプル震えてる。 「曙…アナタ、いつもとのgap激しすぎ……テイトクが惚れるのも無理ないネ…」 「え…あう…」 「フウ…私としたことが、不覚を取ったワ… で!ですネ、カッコカリとはイエ、曙はテイトクとMarriageしたわけですヨ」 「…えっと、その…はい」 「その後は?私が見る限り何も進展無さそうデスけど」 「…はい…」 「フーム…何かしてあげないとって言いましたが、テイトクにも問題がありマスね。 あのヒト、変なところでshyでオクテで真面目ダカラ…」 そうだろうか?あの時、提督のセリフは馬鹿みたいに直球ドストレートだったし、思い切り抱きしめられて、その上― だ、だめだめ!思い出すと、また恥ずかしくて顔から火が出そう。回想やめ! 「どうやら少し強引な手に出てあげる必要がありそうデスね…」 「え…?」 ケッコンカッコカリから数日経った。 俺の一世一代の大勝負は見事成就したと言っていいだろう。あの時の曙を思い出すだけで、ニヤつきが止まらない。 しかし…問題はその後である。何か問題が発生したわけではない。その逆、何も起きていないのだ。 普通なら、デートに誘うあたりが定番なのだろうが…生憎、そっちの方は全く詳しくない。 というか…趣味、非番の時の過ごし方、好きな食べ物etc.… 曙のプライベートも殆ど知らないのだ、俺は。 オマケに提督業を縫って計画を立てねばならない。というか、最近は深海棲艦の新たな活動域が判明し、 俺の労働時間は不規則かつ長時間化。デートする時間などとてもじゃないが取れなくなっていた。 ベッドの中が唯一の癒しの空間である。 「ハァ~…曙に触りてェ…」 そんな欲望を漏らしながら寝室の扉を開ける。寝室と言っても執務室の奥にあるこじんまりとした私室である。 簡易ベッドと、少々の着替えや私物が置いてあるだけであり、実質仮眠室に近い。 しかし、鎮守府内では俺のただひとつのプライベートルームなのだ。 軍服を乱暴に服掛スタンドに引っ掛け、着替えもそこそこに布団に潜り込― 「…」 「…」 布団をめくると、曙がいた。目と目が合ったままお互い無言で固まる。 普段のセーラー服のような艦娘制服ではなく、薄いブルーのパジャマである。初めて見た。可愛い。 …などと、見とれている場合ではない。 「えっと、え…?曙?」 「な、何よ…」 「ほ…んものの?」 「は?何言ってんの?」 おお…この反応は、どうやら幻覚とかではなさそうだ。 「え…じゃあ、なんで?」 「…よ、夜這いよ」 ヨバイってあ、あの夜這いか!?あまりに予想外な単語に思わず素朴な疑問がこぼれ出る。 「…夜這いは相手が寝込んだところをに忍び込むものだから、正確には違うのではないだろうか」 「う、うるさいわね!そんな細かいトコどーだっていいでしょ!」 「しかし、よ、夜這いってお前…」 「…あの時に、あっ、あたしも返してあげるって言ったでしょ」 「…おう」 「で、でもっ…あ、たし…は、どうしてあげたらいいのかわかんなくって」 「…」 「こん…ある人にこんぐらいしなきゃ駄目だって、言われて…それで」 あ・い・つ・かー!! あの恋愛ジャンキーめ! しかし同時に脳内で高らかなファンファーレが鳴り響き、金剛への感謝と賛辞の合唱が始まる。 でかした金剛、特注家具職人を好きに1回使える権利を贈呈しよう。 「え…っと、あと、その人から言伝があって」 「な、なんだ!?」 「『女の子にこんなことさせるほど放置スンナこのクソテートク』…だ、そうよ…」 「……お、おう…」 暴走気味に上がっていたテンションが一気にどん底に突き落とされる。ファンファーレ中止。 俺は。あの、あの曙をこんな行動に走らせるほど、不安にさせていたのか… 「ち、ちょっと!そんなに落ち込まないでよ!」 「いや… こん…その人の言う通りだ…済まなかった、曙…」 「ふん…もういいわよ… で」 「え」 「…で?」 ベッドに横たわったまま頬を染めてそっぽを向いている曙。 全てを理解した俺は、そのまま布団の中に潜り込む。曙の、隣に。曙の覚悟に、報いるため。 て、提督が布団の中に、入って、入ってきたあ! 「曙」 「…っ」 隣に寄り添われているのがわかる。後ろにいる提督の腕があたしの体の横から伸びてきて、すっと抱き寄せられる。 わ、わぁーっ! さっきまでもこれ以上ないってくらいドキドキしていたのに、更に鼓動が激しくなったみたい。 「触るぞ」 緊張と高揚感でいっぱいいっぱいだったあたしは、何を言われたか理解する前にコクコクと頷いていた。 さ、触るって、え、えぇっ!?そういえばさっき部屋に入ってきた時触りたいとかって言ってたしでも触るってドコを!? しかし、あたしのイロイロな予想に反して提督の大きな手は、あたしの頭をくしゃくしゃと撫で始めた。 少し拍子抜けしたけど…いい。これはこれで、すごく気持ちいい。 心地よい刺激が、密着した提督の熱と合わさって、コチコチだったあたしの体と心を蕩かしていく。ずっとこうしていたい。 でもあたしの心は欲張りで、だんだんそれでは物足りないと叫びだす。もっと。もっと欲しい。 それを知ってか知らずか、頭を撫でていた提督の手も少し下がってきて、あたしの耳やほっぺたをスリスリと撫でる。 直接素肌に触れられると、安心とは違う別の熱い感情が膨らんでくる。 「…ぁ」 提督の指が唇に触れると同時に、あたしはほとんど反射的にそれを咥えてしまう。 少し驚いたように止まった指が、わずかに逡巡した後、あたしの口の中に入ってくる。 あたしはそれに夢中で吸い付いた。 「ちゅ… ふ、… んん、ちゅう…」 少ししょっぱい提督の指はたちまち無味に変わり、指どころか手のひら全体があたしの唾液でベトベトになる。 提督の手をあたしで汚してあたしのものにすることに、背徳的な満足感を覚える。と… じゅる、じゅちゅうううっ! 「ひゃ!?」 突然耳を舐められた!え、そ、そこって舐めるとこなの!? 「曙…耳、弱いんだな」 「な、にゃに言って―ぅぁっ…」 ヌルヌルした温かい舌の感触と大きな水音が耳朶から入り込み、頭の中が侵される。 それに堪えるだけでも精一杯なのに、あたしを背後から抱きしめていたもう一方の腕が、 あ、あたしの、胸を、服の上からさすっていて、布地と先っぽが擦れる甘い刺激が背筋を走る。 「はぁっ、はぁっ、ぁ、はぁっ、て…とく、んんっ、あっ、はぁっ…」 信じられないぐらい甘い声があたしの口から漏れていて、自分が興奮していることを否が応でも自覚させられる。 体を触られてるのに嫌じゃない。それどころか嬉しくて、もっと欲しくなってる。 あたしって…こんなに、えっちな子だったの? 「直接、触るぞ…」 「ぷぁっ、はぁっ、はぁっ、ああ…」 あたしの口の中から撤退した提督の指がパジャマの裾から侵入して、じ、直に、あたしのっ、お、おっぱいを、触ってっ… しかも指にはあたしの唾液がべっとりと付いたままで、それを塗りつけるように乳首を撫で、優しく押し潰されて… いつの間にかコリコリに硬くなっていたソコは、提督の指にヌルヌルと撫でられるたびにビリッと甘く疼き、 そのたびに堪えられない喘ぎ声があたしの口から漏れ出す。 「ひゃう、あ、ああ、そっ…こ、はぁぁっ、ああ、ひぃんっ…」 「曙。こっち向いて。俺を見て」 「はぁ、はぁ、…?」 首をひねると目の前に提督の顔があってドキッとする。軽口を叩いて笑っているいつもの顔じゃない、真剣で必死な表情。 ああ、そっか。こいつもあたしと同じなんだ。あたしの体を触って、あたしを抱いて、興奮してるんだ。 それを理解した瞬間、どうしようもなく提督が愛しくなって、あたしは自分から唇を重ねていた。 「ん…んん、ん…ちゅ、ふぅんっ…」 この間された時はびっくりするばかりだったけど、自分からするキスは、全く別物だった。 提督の唇や舌の感触。提督の熱い吐息。もう全部が気持ち良くて、あたしは夢中で舌を伸ばし、唇をはみ、唾液を舐めとった。 「んん!?ふうんんーっ…」 し、舌が入ってきたぁっ!?しかもあたしの頭の後ろに提督の手が回っていて、逃げられない。 くるしい。あたまのなかがあつい。でもきもちいい。もっとしてほしい。 「んふぅ、んっ、んちゅっ、んんーっ…ぷはっ! はぁっ、はぁっ、はぁっ…」 提督の舌があたしの口の中をさんざん蹂躙したあと、ようやく開放される。 いつの間にか提督はあたしに覆いかぶさっていて、全身を抱きしめられている。 熱に浮かされたまま、あたしもぎゅっとしがみつく。 そうしていれば、いつまでも提督と一緒にいられる気がしたから。 「…触るぞ」 「ふぇ…? ふあぁっ!?」 これ以上どこを触るのよ…のぼせた頭で、そうぼんやり考えていたら… …あたしの股の間に入り込んできた手が、パジャマ越しに、あっ…あたしの…をクニクニと揉んでいて… 「ひぁ、あっ、て、とく、そっこ、だ、だめっ、あ、あうぅ、あ、ああっ」 しかも、知らない間にソコは汗ではない液体で潤んでいて、揉まれるたびに濡れそぼった下着が擦れてビリビリと電流が走る。 「曙のここ、すごく熱い」 「ひぃん、はぁっ、や、やだぁ、そんなっ、こと、いわな、あ、ああっ!?」 今度はズボンの中に侵入してきた提督の指が、直接っ…あ、アソコを弄り始める。 自分でも数度しか触ったことのないソコはもうヌルヌルになっていて、それがアソコ全体に塗り広げられてクチュニチャといやらしい音を立てる。 特に、アソコの上にある…アレが撫でられる度、特大の電流が頭まで走って、言葉にならない声が喉から漏れだす。 アソコからの刺激が密着した提督から伝わる熱と一緒くたになって体の中で荒れ狂い、頭の奥でバチバチとスパークを散らす。 「やっ、やぁ…あ、あたしっ、なん、か、きゅうって、なんか、あついの、きちゃううっ…!」 「ああ。我慢しなくていいぞ…」 「はぅぅ、はっ、やっ、あっ、あ、あ、あうううぅ~~っ…!」 やがて…体内を駆け巡っていたうねりが頭を突き抜けていって、ポッカリと空いたそこに流れこんだのは、心地よい倦怠感と爽快感。 荒く息を吐いている間に熱も徐々に引いて、気だるげに首をひねると、心配そうにあたしを見る提督の顔が目に入った。 「ちょっと抑えが効かなくなってしまった…すまん。 曙、大丈夫か?痛くなかったか?」 こんな時まで気遣わせて。何やってんだ、あたし。 「…がう」 「え?」 「違うの。こんな…あたしがしてもらうんじゃないの。あたしが、して、あげるの。提督に」 そう。あたしがここまで来たのは― 「言ったでしょ…返してあげるんだって」 「いや、でもお前―」 「うるさい。黙って大人しくしてなさい」 少しふらつきながらも上体を起こし、提督を押し倒す。 そのまま汗で蒸れたパジャマを脱ぎ去り、用を為さなくなったぐしょぐしょの下着も脱ぎ捨てる。 この時点であたしの羞恥心は吹き飛んでて、意地でも提督を気持ちよくしてやるんだと意気込んでいた。でも… 「曙…」 「なによっ」 「体、きっ、綺麗だ…」 「~~~っ!?」 提督の言葉で一気にぶり返してしまった。恥ずかしさと嬉しさで力が抜けて、提督の体に倒れこみそうになるのをどうにか堪える。 多分無意識に言ったんだろうけど…全く、油断ならないんだから。 気を取り直して、金剛さんのレクチャーを思い出す。そう、実は付け焼き刃ながら、その…やり方を教わったのだ。 (そんなに難しくないのヨ。要は、自分がしてもらったらPleasureなコトをしてあげるのデース!) ふむふむ。つまり、さっきしてもらったようなことをしてあげればいいのね… さ、さっきしてもらったこと… ……! 「ど、どうした曙。大丈夫か?さっきから固まってるが…」 「だっ、大丈夫よっ!じゃ、じゃあ、始めるわ…!」 意を決して提督に覆いかぶさり、唇を食みながら頭や顔、腕を撫でる。 「ん…ちゅ、ぷぁ、ふぅんっ はぁ、ううんっ…はぁーっ、はぁーっ、ああ…」 デスクワークが中心なはずなのに、意外に筋肉が付いている…やっぱり軍人ってことかしら。 「ううっ…あ、あけぼの…うあっ」 さっきのあたしみたいな声を上げてる…気持よく出来てるってことよね、うん。 キスも、目についた場所に次々投下していく。喉元にしてあげるのが一番いい反応してくれることを発見。ちょっと気分がいい。 してあげている間、提督はずっと頭や背中を撫でてくれてて、まるで褒められているようで嬉しくなってしまう。 もっとしてあげたい。提督のシャツを脱がして、露わになった肌に覆いかぶさる。 遮るものがない素肌同士の密着は、やっぱり布越しとは比べ物にならなくて、その熱だけであたしの思考能力を奪っていく。 「ちゅ、れろ、んふ…ちゅっ、ちゅ、ふう、ふうっ…んん…」 肌に舌と唇を這わせながら、少し手こずりながらも提督のズボンを脱がせることに成功。 うわっ…すご、膨らんでる… (女の子のとおんなじで、ビンカンで気持ちいいそうデース。そっと触ってあげるのがbetterでショウ!) 恐る恐る下着の上から触っただけでも、ソコが放つ熱で手が熱くなる。 「うあっ…! そこ…ううっ」 うん…痛がってる様子はない。というか…提督の懇願するような表情がやばい。ゾクゾクする。 気を良くしたあたしは、パンツを脱がせてそれを露出させる。 …うわっ、うわあ…これが、提督の… うん、よし… (いきなりだとトテモpainだそうデスから、ゆっくりネ。入りやすいように濡らしておけばmore betterヨ! これでアナタもテートクと一つに…!so fantastic! テ、テートク、そんな大胆な…oh YES…! ah…) 始まってしまった脳内金剛さんから意識を切り離し、目の前に集中。 意を決して提督にまたがり、熱いソレを持ってあたしにあてがう…ああ…あたしのが、提督のに、当たってるよお… 少しずつ、少しずつ、腰を落としていく…先っぽが、あたしに、入ってくる…っ… 「…~~ッッ…」 やっぱりというか、提督のソレは大きくって…あたしのが小さいのかもしれないけど…すごく、痛い。文字通り、体が引き裂かれてる。 でも、でもっ…! 「っひゃっ…!?」 …と、寝ていた提督がいきなり起き上がって天地がひっくり返った!何!?どうなったの!? ばふん、と音がして、あたしは提督に抱きしめられたまま仰向けになっていた。 「…いい。曙。無理しなくていい」 「違っ…無理なんてしてない!あたしは―」 「貰ったよ。十分…お前の気持ちは伝わった。でもな…こういうことは、女の子にやらせるのは…なんかその、ダメだ。 ケッコンしてくれなんて言っといて、放っぽってた俺が悪かった…すまん」 「違うの…謝んのは、あたしなの… 『前』の、あいつらは、あたしたちのことっ…全然、見てくんなくって…」 「うん」 やばい。頭の中が沸騰してて、何言ってるかわかんない。勝手に口が動いてる。 「悔しくって、悲しくって、でも、あんたはっ…違って、あ、あたし、酷いことばかり、言ったのにっ…」 「大丈夫。俺はお前を見てる。ずっと居てやる…いや、居てくれ…曙」 「提督、ごめんなさい…ありがとう、提督…」 「うん、うん…曙」 「ん…んちゅ…ふ、ふう…ん…ちゅ、ちゅくっ、あ、んん…っ」 慰めるような、優しいキス。昂っていた心が落ち着いて、でも、ふわふわとした高揚感で満たされていく 戦闘に勝利した時とも、朧や漣たちと過ごしている時とも違う、甘くて熱い、幸福感。 「曙…いくぞ?」 「…うん」 抱きしめられたまま、耳元で囁かれる。 「…っ」 直後、さっきと同じように提督のがアソコにあてがわれる。やっぱ…大きい。 大きいけど、さっきあたしが入れようとした時よりも…なんか… 「そう…そのまま、力抜いて…」 「ふっ…う…うう…」 提督の先っぽが…あたしのを押し分けて…入ってっ…くる…っ 痛みはさっきほどでもないけど…異物感というか、圧迫感が…すごい。 やがて…ぶつんという感触のあと、てい、とくのがっ…あ、あたしの、ナカに…っ 「かはっ…!あ…あっ…はっ、はっ、はっ…」 「はあっ、はあっ、お、奥まで入ったぞ、曙…」 「は…はい…って…?あ、あた、し、て、とくと、ちゃんと、できて、る…?」 「ああ…!ちゃんと、できてるぞ…曙、俺と、セックスしてる…っ」 「はあ、はあ、よ、かった…す、すきにして、いいからっ…!」 金剛さんに教わった最後のワードの効果はてきめんだった。 提督の目から理性の光が消え、あたしのおなかのナカを提督のがぐりぐりとかき回し始める。 「…っ!う…うう、う、あ…っ、てい、とく、ゆ、ゆっくり、あ、痛っ…ああっ…」 「すまん…っ あ、あけぼのっ…やば、俺、とめらんなっ…も、もうちょっと、がまん、うあああっ…!」 いたい。あつい。くるしい。でももっと。もっとあたしにむちゅうになって。もっとあたしをみてほしい。 あたしも、ていとくがくれるもの、ぜんぶうけとめてあげる。 「う、ああっ、てぃ、とく、のが、ああうっ、お、おく、まで、あ、そんな、ついた、らぁっ…」 「ああ、あけぼのの、なかっ、すごいっ… うあっ、はあ、はあ、そんなに、しめられると、や、ばいって」 「し、しらないわよっ、はあ、ああっ、か、かってに、なるん、ああっ!?そこだめ、へんになるよおっ」 「うああっ…あけぼのっ…好きだっ…あけぼのっ…!」 「んぅっ、はうっ、あっ、あ、たしもっ、あんっ、ふぁっ、あっあ、ああぅ、んんっ」 「あけぼのっ… もうっ、俺…っ イ、く… っ」 そして、提督が一番奥に突き込んだ瞬間…それは突然訪れた。 どぐっ!びくっ、びゅぐーっ!どぷっ…びゅくっ、びゅく、びくっ、びくっ… 腰をめいいっぱい密着させたまま、あたしの中で、提督のが大きく脈打って、熱いものを次々と注ぎ込んでくる。 その間熱くなりすぎた提督の体にギュッと抱きしめられてて、今更ながらに苦痛がほとんどなくなっていることに気づいた。 「はぁっ、はぁっ、あ、あけぼの…はぁ、はぁ、だ、大丈夫か…?」 「はぁ…大丈夫なわけないじゃない…痛いって言ったのに」 「す、すまん!」 「ゆっくりしてって言った」 「悪かった!アタマに血が昇って止められなかったんだ!すまん!」 「…で?」 「…え」 「その…キモチ…よかったの…?」 「あ、ああ!そりゃもちろん!さっきの俺見てりゃわかるだろ?」 「…そ。ならいい」 「え…」 「提督に…ちょっとでも、返してあげられたんなら、…よかった」 「~~~っ お、お前ってやつはぁっ…」 そう、あたしの体はどう贔屓目に見てもかなり幼い。 正直、提督を受け入れられるのか、満足させられるのか…それが一番怖かったのだ。 でも何とかなったみたい。何か悶えてる提督を横目に見ながら、あたしはそのことに小さく安堵し… …あれ…なんだか、視界が狭く… 「…でも…次は、もっと、やさし…く…」 「つ、次って…お?あけぼの? ―ぼのさん?おーい…―」 「…ここ…あたし…?」 「おー。やっと起きた。おはよう曙さん」 視界の隅で、ベッドからむくりと起き上がる曙の姿を捉え、俺は時刻的にだいぶ遅めの挨拶をかけた。 ぼんやりと見渡す曙の目に突然理性が灯り、次いで面白いように赤くなっていく。 「う、あ、お、おはよ…」 「あー…まあ何だ。…すごく可愛かったぞ? ぶほおっ!!」 いろいろ思い出しながら曙の方に再び目を向けると、ちょうどそこにはすごいスピードで俺の顔面めがけて飛んでくる愛用の枕(少し固め)が。 その衝撃から何とか立ち直り、何やらテンパっている曙に声をかける。 「待て落ち着け、今日は曙は出られないと説明してある。落ち着け」 「そっ… そうなの…?」 「ってて…う、動けそうになかったしな…俺が面倒見るということにした。体、大丈夫か…?」 改めてぺたぺたと自分の体を触り、なぜか少し赤くなる曙。 「…だるい」 「だろうな。一応蒸しタオルで拭いておいたが…風呂に入って、今日は一日休みな」 「えっと…ありがと。そうするわ…わわっ!」 「おっと…大丈夫か?」 ベッドから起き上がろうとした曙があえなく失敗する。やはり、昨日は少し無理をさせすぎたようだ。 「腰…力、入んない」 「しょうがないな…ほら、おぶされ」 「あ…う、うん」 いつになく素直な曙を背負って、部屋を出る。 …たまには、こんなしおらしい曙もいいもんだ。いや、いつもの曙もあれはあれで可愛いんだが。 「いや~、昨日はちょっと張り切りすぎた…いたっ!いててて、な、殴るなって!」 背後から無言の抗議が飛んでくる。やっぱり、もうちょっとしおらしい曙が増えてくれてもいい。 「ってて…なあ、曙」 「…何よ」 …さて、朝から考えていたことを切り出さないと。金剛の、耳に痛くて有り難いあのセリフが脳裏に蘇る。 曙にあんなことをさせた失態は、俺が挽回せねば。 「今度、どっか行くか…二人で」 「え、あ…うん」 それだけかよとか言うな。これでも精一杯考えたセリフだ。すこしずつ、第一歩が肝心なのだ、うん。 「今までの分、取り返さないとな」 「…あたしも」 「うん?」 「あたしも。これからたくさん、お返ししてあげるから」 「~~っ、お、おう…」 思わぬ返答に悶えながら、俺は辛うじて返事する。 この憎たらしい、愛すべき小さなクソ艦娘との『これから』を夢想しながら… +後書き 270 :名無しさん:2014/06/02(月) 00 01 04 ID 8msYtwJY おわり。スレ汚し失礼しました ノベルの陽炎抜錨の曙がクッソ可愛いので、皆買うように(ダイマ) これが気に入ったら……\(`・ω・´)ゞビシッ!! と/
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662 :名無しの紳士提督:2014/08/18(月) 23 05 44 ID MViLrD82 先日カレー作ってる時に思いついたネタ 非エロ 飯テロかと思ったらそうでもなかった 新婚さん可愛いよ新婚さん 「できました。冷めないうちに召し上がってください」 ある提督のこの日の夕食はカレーだった。 提督の前におかれた食欲をそそる皿の向こうで、作者の加賀は料理のために外した指輪を再度指にはめなおしている。 「では、いただきます!」 提督は目の前の皿にスプーンを沈め、その上に皿の上を再現するような比率で米飯とカレーをすくう。 (夢のようだな。『愛する嫁の手料理』俺の人生には無縁と思っていた代物。幸せの象徴。 それが今目の前にある!それを堪能できる!……結婚って、良いな。カッコカリだけど) 提督はまさに夢心地であった。 愛妻の貴重なエプロン姿という眼福もあり、 この食事が仮に最後の晩餐となろうとも、何一つ悔いが無い程の幸福に包まれていた。 (ああそうか。あいつらの言っていたのは、幸せと言うのは、こういう事を言うのか) 他の提督たちが以前、艦娘の愛妻料理を嬉しそうに語っていたことを思い出していた。 羨ましくも思いながら、自分には一生縁のないことだと思っていたが、今それは実現され、目の前にある。 その幸せの象徴を口の中に収め、舌の上に置く。 瞬間、提督に衝撃走る。 表現しがたい独特で複雑な、非常に難解で他に例のない味。 端的に言うとまずい。 (まずっ!なんだこれ……焦げ臭いのと生臭いのが同居するってどういう事だ……!? このじゃりじゃりする食感は何だ!?これがカレーであるという事を忘れさせるほどの苦みは何だ!?) カレーを不味く作るのは一種の才能ともいわれるらしいが、だとしたら彼の愛妻は天才である。 混乱する提督の頭にある仮説が浮かび上がる。 愛妻料理を喜んでいた連中は、皆赤城や伊勢といった実物が料理上手で知られた連中の夫だった。 そして、実物の加賀は飯が不味いことで有名だった。 もし、それらが艦娘にも反映されているとすれば― 「どうですか?提督」 「う、うん……」 加賀が提督の顔をまっすぐに覗き込む。 この時の「どうですか」は拷問吏が捕虜に対して口を割る気になったかの確認ではなく、 ごく普通に料理の味を聞いているのだが、提督の受けたダメージからすれば前者の意味に捉えたとしても不思議では無い。 (どうする?正直に言うべきか…?いや、でも……) 折角自分のために作ってくれたものに対して文句を言うのは気が引けるものだ。 それも、まっすぐな目で自分を見つめている愛する加賀のお手製カレーとなれば尚更だ。 だがこれを美味いというのは同じくらいに気が引ける。 「お、美味しいよ。……とても個性的な味付けだ」 結局、提督は嘘を選んだ。 それを嘘とは気付かずに、加賀は嬉しそうに微笑む。 感情表現が得意ではない加賀にとって、目に見えるほどの微笑みとは金剛なら飛び上がらんばかりの無上の歓喜という事。 「そうですか。良かった」 (かっ、かわいい!!微笑んだ加賀さんめっちゃ可愛い!!) 白い歯が少し見えるくらいはにかんだ加賀は、普段より穏やかで慈愛に満ちた眼をしている。 エプロン姿で頬をほんのりピンク色に染めてはにかむ姿は、初々しい新妻そのものだ。 (反則だろこれは。何、何なの?天使?天使なの?ボーキサイトの天使なの?こんな姿見せられたらいくらでも食えるよこのカレー的な何かでも!) 思わずスプーンを再度カレーに沈める。 「そんなに喜んでもらえたなら、嬉しいです」 今度はにっこりと、本当にうれしそうな笑顔を浮かべる加賀。 二人の間に幸せな時間が流れる。 「まだまだ沢山ありますからどんどんたべてくださいね」 「!?」 「二人の」幸せは唐突に終わる。 小型の五右衛門風呂とでもいうべき巨大な鍋によって。 提督は思い出した。大食いで有名な赤城より加賀はよく食うということを。 加賀は特に多く作ったとは言っていなかった。加賀基準でいえば二人で食べるには常識的な量なのだろう。 これはつまり、今後このカレー的な何か=この量ということ。 「えっ……いや、あの……」 「あら、もう二〇〇〇ですね。少し赤城さんのところに行ってきます」 加賀はそう言って部屋を後にする。本当に、本当に珍しく上機嫌で鼻歌交じりに。 残されたのは提督と、カレー的な何かと、鍋。 提督地獄のカレークルージングは、まだ始まったばかりだ。 終 +後書き 流れ無視&スレ汚し失礼しました クールキャラに欠点があると可愛いと思ったなどと意味不明の供述を(ry これが気に入ったら……\(`・ω・´)ゞビシッ!! と/
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731 :慣れていたという事も時にはマイナスとなる事―雛祭り編―:2016/03/03(木) 17 26 50 ID HzSpfzbY 「提督さん、お疲れ様です」 練習巡洋艦鹿島です。提督さんが出張中の鎮守府の留守を任されました。 そして今日、提督さんが出張から帰ってきたんです。 「留守番ご苦労様。何も変わった事はなかったか?」 「変わったことがあったら連絡してますって」 「鹿島さん、お疲れ様です」 「大淀さん達も礼号作戦お疲れ様です。 予定より少し長引いちゃいましたけど、 みなさん無事に帰ってきて何よりです」 「ありがとう。でも私達がいない間に 鹿島さんや提督達に随分と苦労をかけてしまいました。 今日からまた頑張らせていただきます」 確かに大淀さん達がいなかったこの一ヶ月は大変でした。 でもそのおかげで提督さんや私達も成長できた気がします。 「さあみなさん。今日からまた頑張りましょう」 「ああ、今日からまた忙しくなりそうだしな……」 「?…提督さん、何か……というかそちらの方々は?」 提督さんがお客様を連れてきたのでしょうか? 「Hi!MeがIowa級戦艦、Iowaよ。 Youがこの艦隊のAdmiral s secretary ship girlなの? いいじゃない!私たちのこともよろしく!」 「あ…アイオワ……」 驚きました。アイオワが日本に来るとは聞いていましたけど、 まさかこの鎮守府に来るとは思っていませんでした。 予想だにしていなかったお客様です。 「よ、よろしく頼むわ。ところで…」 「大和型戦艦、一番艦、大和。推参致しました!」 「秋月型防空駆逐艦、一番艦、秋月。ここに推参致しました!」 「!?」 「Guten Morgen!私は、重巡プリンツ・オイゲン。よろしくね!」 「ヴィットリオ・ヴェネト級戦艦4番艦、ローマです。よろしく」 「こんにちわあ。潜水母艦大鯨です。よろしくお願いします」 「え?え?ええ!?大和に……防空駆逐艦!?」 「オイゲン?どうして?」 「ローマも……」 「潜水母艦も!?なんだかみなさんこの鎮守府に大集合デース!」 「大和や海外艦の皆さんがどうしてこの鎮守府に……」 「あら?何も聞いていなかったのかしら?」 「ザラ!?」 「秋月型駆逐艦、その四番艦、初月もだ。 鹿島、久しぶりだね。今日は二人の姉も一緒さ」 「つまり照月も……」 驚きは止まりません。懐かしい顔ぶれもあったからです。 本来ならここに来ることはないであろう子達も…… 「他にもたくさんの艦娘が今日この鎮守府に着任するんだ」 「はわわわ!大変です!」 「でもどうして」 「私が説明しましょう」 大淀がそう言って私に指令書を手渡しました。 「5月26日と27日に伊勢志摩でサミットが行われることはご存知ですね?」 「はい。日本、ドイツ、イタリア、イギリス、アメリカ、フランス、カナダ、 G7と呼ばれるその7ヶ国が集まって会議を開くのでしたね」 「その通りだ。あまり離島っぽく感じない離島の賢島で行われるんだ」 「でも海に面した場所でサミットなんて大丈夫でしょうか…」 「確かに深海棲艦が蔓延っているこんな時に いくら陸地に囲まれているとはいえ 海に面した場所でサミットを行うのは大変危険だ。 だから彼女達がここに来たのだ」 「そうです。サミットの間、艦娘が全力をもってして守り抜くのです」 「だから海外艦娘達にも地理を知ってもらいたい。 彼女達は各国の要人達の警護という役割もある。 こんな時代なのに…いや、こんな時代だからこそ よからぬ考えを持つ輩が出て来るかもしれない。 もしもの時に守りながら安全に避難させる為にな」 「大和さんや大鯨さん達には議長国の艦娘として 警護の仕事をしながらおもてなしをしてもらいます。 秋月型のみなさんは当然防空のために必要不可欠です」 「でもだったら私達や秋月型だけでもいいのでは… それにおもてなしなら艦娘以外でも…」 「そりゃあそうかもしれん。だが艦娘にしかできない仕事もある」 「艦娘にしかできない仕事……むしろそのために サミットの会場が伊勢志摩になったのかもしれません」 「艦娘による観艦式、それがサミットで行われるのだ」 艦娘による観艦式……それが深海棲艦の驚異に晒されている今、 あえてサミットの会場が伊勢志摩になった理由…… 「観艦式を行うことによって国威を見せ付けようとしているのだろう。 日本だけじゃなくて他の国々もそう考えているだろう。 そうでなければ内陸の軽井沢がサミット会場になっていただろうさ。 まあ観艦式をするにしてもジュニアサミットが 桑名市長島町のリゾート施設で行われるわけだから サミットも桑名で行ってくれりゃ警備も楽だったんだがな。 英虞湾以上に陸地に囲まれた伊勢湾の最奥に位置するから 伊良湖・鳥羽間を重点的に警備すれば 深海棲艦の脅威からは守れるわけだしな」 「今グチグチ言ってたって何にもならないでしょ!」 「まあそうだ。今俺達がやらなければいけない事は 何としてもサミットを成功させる事だ。 その為に大和達や海外艦娘達がここに来たんだからな」 海外艦娘や大和さん達が来た理由はわかりました。 でも一つの疑問が解決したと同時に新しい疑問が浮かびました。 「サミットの準備の間、提督さんはどうなるのですか?」 国の威信をかけて何としても成功させなければならないサミットですから、 そのサミットの警護なども艦娘に行わせるというのなら、 別の提督がこの艦隊の指揮を執ることになるのではないのしょうか?」 「そこらへんは特に何も言われなかったな。 多分俺が引き続き艦隊の指揮を執るのだろう」 「それでよろしいのでしょうか……」 「サミット関係に関しては私大淀に任されています。 鹿島さんは練習巡洋艦として防空・対潜の訓練の他、 観艦式の指導を行ってもらいます」 「私が観艦式の指導をですか!?わ、わかりました!」 練習巡洋艦であることを見込まれて選ばれた以上、 尻込みなんてしているわけにはいきません。 サミット成功のため、艦娘達の指導を頑張らなきゃ! 練習巡洋艦であることを見込まれて選ばれた以上、尻込みするわけにはいきません。 サミット成功のため、艦娘達の指導を頑張らなきゃ! 「提督、おかえりなさ……お客様がこんなに!?」 「伊良湖か。言い忘れていたけどサミット関係で 今日この鎮守府に海外艦娘を含めた多くの艦娘がやってくるから、 礼号作戦成功記念の雛祭りは海外艦娘歓迎会も兼ねて行うことにした。 食べ物の準備に手間が増えると思うが…… 大和、大鯨。早速だが伊良湖達を手伝ってくれ」 「艦隊戦ではないとはいえ、任務ならこの大和、喜んでやりましょう」 「お料理ならお任せ下さい」 「あの、提督。ご飯に関しては私が手配をしてもよろしいでしょうか?」 「大淀が?何か……ああ、わかった。伊良湖達はおかずやお菓子とかを頼む。 一応白米もある程度炊いておいてくれ」 提督さんはあっさりと大淀さんに許可を出しました。 もし大淀さんが用意するものが変なものだったらどうするのでしょう。 ありえないこととは思いますが、戦闘や警備に関係すること以外だと たまに詳しく話を聞かないことがある提督さんですから…… 「大淀は手配が済み次第鹿島と共に事務を手伝ってくれ。 他の、今日やってきた艦娘達は午前中は明石に艤装を見てもらいたいから休んでくれ。 それで午後からこの鎮守府の艦娘達と一緒に鹿島や秋月型に対空の指導をしてもらえ」 「了解です!」 提督さん、燃えてますねえ。プレッシャーはないのでしょうか? 提督さんにプレッシャーがないのなら、私も頑張ります! 私は意気込みも新たに仕事に取り掛かり初めました。 「雛祭りに牛丼ですか?」 午後からもたくさんの艦娘達が鎮守府に来ました。 礼号作戦祝勝会も兼ねた雛祭りは たくさんの艦娘達の歓迎会に早変わりしました。 「大淀のツテだからね。私としてはカツ丼がよかったけど…」 「それにしても霞達の活躍を讃えての祝勝会だったはずなのに 主役のみなさんが差し置かれることになりましたね」 「別に私は讃えてほしくもないわ」 「あたし達は立派な五人囃子の人形を作ってくれただけで十分さ」 「五人囃子って大体が爆弾で吹き飛んだりと不幸が目立ちますからね。 たまにはこういう形で目立ってもいいと思います」 朝霜ちゃんや清霜ちゃん達が雛人形の五人囃子を誇らしげに見つめていました。 礼号作戦で活躍した五人の為に特別に作ってもらった人形です。 「でもお内裏様とお雛様が連装砲くんと長10cm砲ちゃんとかカオスですね」 「お内裏様は元々男の人形と女の人形の二つセットを意味していたんだがな。 ついでにお雛様もひな人形全てを指す言葉だったりする。 これも昭和の時代の雛祭りの歌が原因というわけだ」 「Bomberに火をつけるのもそういうわけね」 「何はなくともまず爆弾に火をつけるのは全国共通だが 海外でもそうだとは知らなかったな」 「もう、ボケないでくださいよ。ぼんぼりですよ、ぼんぼり。 いくらボンバーと語感が似てるからって間違えちゃダメですよ~、うふふっ」 「わかってるって」 「提督さんも喋ってばかりいないで一杯どうぞ」 「ありがとな…………ん…………これ、甘酒じゃないな?」 「白酒ですよ。なかったみたいなので自分で用意しちゃいました。 大丈夫ですよ。私以外には飲ませていませんから」 「そうか…それなら安心だ」 提督さんの顔は安心した感じでした。 いくら私がお酒を飲めるからっていくらなんでも子供には飲ませませんよ。 隼鷹さん達だって飲めない人にお酒をすすめたりはしませんし。 「しっかし、随分と飲んだなあ。一人で飲んだのなら相当だぞ いくらなんでも飲み過ぎだろう」 「今日は特別な日じゃないですか。 だから今日くらい飲んだっていいでしょ」 「ああそうだな…だったらしょうがない…か…」 「司令官、鹿島さんが飲みすぎないように私も飲んであげるわ」 「何言ってんだ。駄目だ。暁にはまだ早い」 「どうしてよ!雛祭りは白酒を飲むものでしょ! 今までだって私は雛祭りの時に白酒を飲んでいたわよ」 暁ちゃんがぷんすかと怒って提督さんに文句を言いました。 しかし何というか…暁ちゃんの背伸びする姿ってかわいいですよね。 「暁。君が今まで飲んできたのは甘酒だろう。 白酒は甘酒と違ってアルコール度数が10もあるんだ。 甘酒ならまだしも白酒を今の君に飲ませる事は出来ない。 もし君に白酒を飲ませてしまえば大変な事になる」 「ええ……」 「暁が一人前のレディになれなくなるかもしれない。 もし一人前のレディになりたかったら我慢するという事も大切だぞ」 「……わかったわ司令官。わがまま言ってごめんなさい……」 「わかってくれたらいいさ」 「提督……立派なことを言うじゃない」 暁ちゃんを諭す提督さんの姿にザラは提督さんを見直したみたいです。 微妙に頼りなさそうと思われやすいですけど、 決めるところはちゃんと決められる提督さんはやっぱりかっこいいです。 「あっ、鹿島。あなたホントお酒飲み過ぎじゃないかしら」 「え?そうですか?」 「さっきからごくごくと休みなく飲んでるし」 「そんなこと……あ…もう白酒がなくなっちゃってました…」 気がついたらいつの間にかなくなっていました。 なんだかみなさんの視線が痛いような…… 「しかし意外だね。鹿島ってお酒が強かったんだね」 「意外でしょう。彼女も結構いけるクチなのよ。 ポーラとは違っていつも飲んでるってわけじゃなくて あくまでもお祭りとかの時に飲むという姿勢だけどね」 「あまり言わないでくださいよ。提督さんが拗ねちゃいますから」 「へ?どうして?」 「提督さんあまりお酒が飲めないんですよ。 飲んだらすぐに顔が赤くなっちゃって…… まったく飲めないというわけではないのですが……」 そう言って提督さんに目をやると提督さんは顔を少し赤くしながら 私達の会話を聞くまいと言わんばかりに料理を食べることに夢中でした。 「隼鷹さんや那智さん、千歳さんに対してはあまり思わなくて 鹿島さんよりも飲めないということを気にしているようなのです」 「細かいこと気にしない提督だと思っていたけど…… 妙なところで気にしたりして…よくわからないわ……」 「好きな人より劣っていると不安になるのかもしれないな。 特にお酒の場合はコミュニケーションのツールとしても用いられるから 提督の性格的に鹿島と一緒に飲めないことを気にしているのだろう。 私は好きな人が瑞雲の模型や知識を私以上に持っていても 気にすることなく、むしろ私ももっと高めようと思うぞ」 「そりゃあそれらは先天的なものではなくて後天的なものですから…… それよりも白酒はどうしましょう…… そうだ、隼鷹さんならきっと白酒を持ち込んでいるはず」 白酒がなくなって困った私は隼鷹さんなら持ってるだろうと思い 隼鷹さんのところに行きました。予想通り隼鷹さんも白酒を持ってきてました。 「あの、隼鷹さん、すいませんがそのお酒をくださいませんか?」 「ん?鹿島もこれを飲みたいのかい?いいよ、瓶ごと持ってきなよ」 「ありがとう隼鷹さん」 私は隼鷹さんから白酒の瓶を受け取り、お酒をカップに注ぎました。 「あら?この白酒透明ですね。まあ白酒と書いてあったんですから大丈夫ですよね。 それじゃ隼鷹さん、いただきます」 どうやら私にも提督さんのざっくばらんさが移っちゃったみたいです。 「…………あっ!?待て!飲むな!」 「んっ………んー………」 提督さんが大声で止めるも、もう飲んじゃいました。 一気に飲んじゃったせいかよく味わいませんでしたけど、 後から凄いアルコール臭が…………あれ……? 「凄いねー。これをあんなに一気飲みするなんて」 「ああ………」 「し、司令官さん……顔色が少し悪いですよ」 「あぁ~、ホントですねぇ~。 提督さんもコレ飲んで温まりましょうよ~…んっ……」 「お前、これ以…んーー!!」 「鹿島!?」 「Oh!Japaneseも意外とダイターン!」 「私はクォーターですよ~」 「う……いや…そういう意味じゃなくてぇ…」 「Hey!Mrs.鹿島!時間と場所を弁えてくださーい!」 「まあ。なんて地中海的な愛情表現……」 「はわわわわわわわわわわわわ」 「き、規律が……」 みなさんの驚く声が聞こえてきます。 「そりゃあパイチュウをあんなに一気飲みすりゃ誰だって驚くさ!」 「パイチュウ?何ですかそれ~?」 「50度以上もある中国のお酒だ……」 「50度ですかぁ…………50度!?」 「いや、現在だと38度くらいが主流だと聞いたけど…」 「これは50度以上もあるんだよ」 「なんでそんな…いや、お前ならおかしくないな……」 なんだかいつもにもまして飽きれている提督さんです。 お酒がまわってツライのでしょうか…… 「じゃあ…提督さんのお顔が赤いのも 私にチューされたからじゃないんですか?」 「そうだねー。あんたの顔だって赤いからきっとそうさ」 「でも鹿島さんはお酒が強いですから 司令官とキスしたせいで赤くなってるのかも…」 「やだもー」 バンッ 「痛っ!」 「あっ…………」 「…………」 意味深な発言も多い如月ちゃんですが 今回は別にそこまで危ない発言じゃないから 軽く叩いたつもりだったのに強く叩いちゃったなんて…… 「うぅ……どうやら本当に酔っているみたい。 早くベッドで横になった方がいいわ」 「大丈夫よ~」 「酔っ払いの大丈夫発言ほど信用出来ないものはないさ。 それよりも提督がとても具合悪そうだよ」 「あ……」 すっかり忘れていました。提督さんはお酒に弱かったのでした。 提督さん、とてもツラそうに椅子に座っています。 「如月ちゃんの言う通りあなた達は部屋に戻って休んでください」 「でも提督さんや私が…」 「あなたはまだしも提督がこんな状態では……」 「は~い」 せっかくの楽しい雛祭りですからもっといたかったけど 提督さんがこんな状態じゃ仕方ありません。 「待ってください。酔っている二人だけだと危険です」 「心配しないで。お姉ちゃんに任せなさ~~い」 「どう考えても心配です!私達が部屋に連れていきます!」 私達は大淀さん達に抱えられながら雛祭りを後にして部屋に戻りました。 「それでは二人ともゆっくりと休んでくださいね。 くれぐれも無茶なことはしてはいけませんからね」 「わかった……大淀……後は任せた………」 「了解です」 提督さんから託された大淀さんは部屋から出ていきました。 「ぁぁ…しんどい……君は大丈…」 「大丈夫れす~」 「…やっぱり大丈夫じゃないな……微妙に呂律が回ってない…」 そうかなあ…私はちゃんと喋ったつもりなのに…… 「心配だ……けど俺もちょっと飲んでしまったせいでつらい……」 その言葉を示すかのように仰向けになりました。 「相変わらず弱いですね~」 「ほっどいでぐれぇ~…」 「あなたも呂律が回ってませんよぉ…」 「眠気まで来て………もう………… 危ないから風呂にらけは入るな………………」 そう言うと目を完全に閉じちゃったみたいです。 しばらくすると聞こえてきた寝息……どうやら寝ちゃったみたい。 お風呂にだけは入るなと言われたからシャワーは浴びようかしら…… そういう話じゃないわね…っていうか私も何だか立つのがちょっとつらい…… 何か酔い覚ましないかしら………… すると私の頭の中にとんでもない考えが浮かびました。 この人の精液を飲む………… あまりにも突飛な気がしたけど苦いから酔い覚ましになりますね。 それにこの人も気分良くないですから射精してスッキリさせるべきでしょ…… あと他の艦娘とかに手出ししてないかがわかるかも…… そう思って私はこの人のズボンのチャックを開け、 トランクスのボタンも外しておちんちんを出しました。 「うふふ……子供のおちんちんみたいでかわいい…………」 誰も聞いている人なんていないのに思わず声が出ちゃいました。 この人のおちんちん、普段の大きさは見たことないけどこんなんなんだ…… まさに食べちゃいたいぐらいかわいいって感じです。 私はぷにぷにとした皮を剥いておちんちんをにぎにぎとしました。 しばらくしていると徐々に大きくなってきて、 最初は手の中に収まるくらいの大きさだったのに 片手だと収まり切らないくらいに大きくなりました。 硬さもただ硬いという感じじゃなくて 外側は弾力があって少しふにっとしてますけど 中はしっかりと硬いというか何と言うか………… 形はよくえっちな本できのことか形容されてましたけど 近くで現物を改めて見るとそうかもしれないって感じます。 性質的にはたけのこでしょうけどね。 小さい頃は柔らかくて皮を被っているけど、 大きくなると長く硬くなって皮が剥ける…… えっちなきのこたけのこ戦争の話になっちゃいそうです。 女の子の場合はきこりの切株になるんでしょうか。 考えるのもその辺にして、大きくなったおちんちんの先っちょを 舌でツンツンとしちゃいました。 「ん……」 目がさめたかと思いましたけどどうやら違うようです。 まあどっちにしてもやることは変わりませんけどね。 私はいつも包まれていて刺激に慣れてないおちんちんを舐めてみました。 雁首、裏筋、竿、玉袋………いろんなところを舌や唇で刺激しました。 酔ってましたけど噛み付いて傷付けないように注意しながらパクッと咥え、 頭を上下に動かして刺激したり、竿を手で扱いたり…… 先っちょを咥えながら扱いていたら おちんちんが更に膨らんだかと思うと…… びゅくびゅく、ドクドクドク 口の中に何か温かいものがじわぁ~と拡がるような感じがして… そう……私は彼の特製の濁り酒な白酒を口内射精されてました。 口で受け止めている間は鼻で息をするしかありませんが独特な臭いが鼻をつきます。 でも私は射精が終わるまでおちんちんを口で咥えたままでした。 射精が終わるまでただただ口を閉じていてしばらくして、 「はぁ……はぁ……はぁ…………」 聞こえてくる息をつく音。きっと射精が終わったのでしょう。 おちんちんのビクビクとした動きが止まったことも確かめ、 口の中に吐き出された白酒をこぼさないようにおちんちんから口を離しました。 鼻で息をした時に感じる何とも言えない臭い、 何とも言えない味、どろどろな食感。 ごっくん そして喉に絡み付く濃厚なモノ…… 「あはぁ~…………」 それらは今までとは違って何だか興奮する感じです。 今まではそんなに好きってわけじゃなくて、 どちらかと言うとあまりいいものじゃなくて、 でも彼が喜ぶだろうと思って飲んで、 そしたら彼は何だかとても申し訳なさそうにして………… でも今なら平気で飲める気がします。もしかしてお酒のせいかしら? それにしてもあんなに沢山……とても溜まってたのですね。 そうだとしたら私のテクニックが回数を重ねるごとに上達したとか、 そういったわけではないってことかもしれませんね。 まあこの人は他の艦娘に手出しなんてしてないみたいで安心しました。 「ふぅ…………ふぅ…………」 相変わらず彼は寝ています。何があったのか気付いてないでしょう。 でもおちんちんはまた大きくなっていました。 さっきあんなにたっぷりと出したのに…… でも興奮収まらない私には好都合です。 ふと気が付くと私のあそこもすごく湿っていました。 今までこんなことはなかったのにどれだけ…… だけど私は思い悩むこともなくパンツを脱ぎ、 彼のおちんちんに跨がり、一気に腰を落としました。 「えいっ!」 ジュブッ!! 今までにない激しい水音がしてすんなりと入りました。 特別準備をしたわけでもないのにこんなこと… だけど滑りがとてもいいことだと判断して私はすぐに動きました。 「えいっ!えいっ」 ジュブッ、ジュブッ、ジュブッ、ジュブッ!! 彼が寝てる事を良いことに相手を気持ち良くするのではなく、 自分が気持ち良くなるために体を動かしている… 彼をダッチハズバンド扱いしてオナニーをしているみたいで、 そういうプレイとして同意を得たとかならともかく、 自分の欲望を満たすために好き勝手やっている…… 「んっ、ごめん、なさいっ!っでも、気持ちいいのっ!」 いつもの私なら絶対こんなことしないのに。 でも今はそのいけないことという感覚が もっと淫らな気持ちにさせて興奮しちゃいます。 去年のクリスマスまでキスもしたことがなかった処女だったのに たったの二ヶ月ちょっとでこんな淫乱な女の子になっちゃって… 普通ならそこで落ち込んだりするのでしょうが それさえも快楽を生むスパイスになっちゃってます。 ジュブジュブジュブジュブッ!! もっと興奮しちゃったからか自然と動きも速くなって、 ますます気持ち良くなって興奮して…… 「ああっ、私っ、もうーっ!」 そのスパイラルを繰り返しているうちに とうとう私は絶頂しちゃいました。 「ああーーーっ!!」 誰も聞いていないと思ったからなのか大声をあげちゃいました。 その瞬間体の動きも止まり、 彼のおちんちんを咥えていたあそこに力が入りました。 ビューッ!ビューッ!ビューッ! 私のお腹の奥深くに熱いモノが叩き付けられる感覚。 彼のおちんちんがビクン、ビクンと震えながら 精液を激しく射精していました。 私かきつく締め付けているからなのか、 吐き出そうとする動きを強く感じられて もう…………たまりません…………………… 「…………ん…………」 「……起きたか?」 「あ…………提と…くっ……」 私の目の前に入ってきたのは私を心配してくれる人の顔でした。 それでも微妙にはっきりしない意識の中、頭に痛みが走りました。 「だ……大丈夫か……」 私を心配する声は少し抑え気味でしたが、 多分私を刺激しないために抑えているのでしょう。 「はい………今何時ですか……」 「まだ朝の5時半だ。昨日は比較的早く寝たから もう起きてもいい頃だと思ったが……」 まだそんな時間……私は少し安心したと共に まだ少し頭が痛いながらも意識ははっきりとしたため、 昨日のことを少しずつですが思い出しました。 確かとっても強いお酒をうっかり飲んじゃって…… それから部屋に帰って……寝ちゃった彼のおちんちんを………… あぁ……………………昨日の私はなんてはしたない真似をしたのかしら…… タガが外れたかのようにエッチなことに貪欲になって…… 相手の都合も考えず自分勝手なことをして…… 雛祭りも変な空気にしちゃったし……もうやだ…… 酔った時ははっきりとものを覚えていないという話はよくききますけど、 私の場合はおぼろげですが何をしたのか覚えていました。 強いお酒を飲んだとはいえ……いいえ、 強いお酒をうっかり飲んでしまったことさえも私の落ち度です。 とにかくいろんなことをしちゃいました。 寝ているこの人と無理矢理一つになって、 絶頂してから先の記憶までしかなく……はっ!? 「いやあっ!」 私は彼と繋がったまま眠ってしまったのでした。 それに気付いた私は急いで彼から離れました。 「お…おい!?」 彼の驚く声。さっきまでの落ち着いた顔から驚いた顔に一変しました。 「え………あ…………ごめんなさい! …ごめんなさい……本当にごめんなさい…………」 私は謝りました。彼を嫌悪するかのような態度を取ってしまったこと、 身勝手に彼の体を使って快楽を貪っていたこと、 雛祭りを変な空気にして台なしにしてしまったこと、 私だけを一途に想ってくれたのにそれを疑ってしまったこと………… 何に対して謝ったのか、すべてに対して謝ったのか………… 何もかもわからない中、私はただただ謝り続けていました………… 「体調はどうだ?落ち着いたか?」 「一応、大丈夫…です。何とか落ち着きました…」 彼は私が落ち着くまでずっと待っていてくれました。 「一緒にシャワーを浴びましょう」 「え…………そうだな。君の方が汚れているし、 君を一人でシャワーを浴びさせるのも不安だ。 わかった。一緒にシャワーを浴びよう。いいか、浴びるだけだからな」 「わかりました」 私は少し虚勢気味ですが元気に答えました。 そのあとバスルームで目茶苦茶………… なんてことは仕事前だからありませんでした。 その後午前中は少しだけ辛かったですけど みなさんに謝りながらも仕事をして、午後からは回復したので 秘書艦としての示しをつけるために思いっ切り頑張りました。 もし昨日パイチュウを飲む前に お酒をいつもみたいに飲んでるなんてことがなければ 冷静な判断ができたかもしれないと思い、そして今回のことをきっかけに 『練習を上手くできたからといってそれに安心したりしてはいけない。 上手く出来た経験だけに頼ることこそが一番危ないのです』 ということを学び、みなさんにも練習をしっかりとするだけでなく、 本番の時も油断せずしっかりとすることの大切さを教えることが出来ました。 ちなみに雛飾りは朝見に行った時点で既に片付いていました。 あと鎮守府の皆さんがお酒の飲み方を考えたり、 少し控えたりするようになりました。 ―続く― +後書き 749 :名無しの紳士提督:2016/03/03(木) 17 57 13 ID HzSpfzbY というわけでバレンタインSSの続きを投下しました バレンタインの続きですがホワイトデーの前に雛祭りがある以上無視はできませんね 今回の話はサミットも近いので もし深海棲艦の脅威がある世界でもサミットを無謀にも海の近くで開くとしたら こんな上層の思惑的な事とか艦娘の出番とか そういった事もあるんじゃなかろうかなあと思いながら書きました 今度のイベントが何かはわかりませんが 伊勢志摩近辺の地図が出てくることはないでしょうね、流石に 次はちゃんとホワイトデーの話です これが気に入ったら……\(`・ω・´)ゞビシッ!! と/
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「あら? 私? ……うふふっ、悪い気持ちじゃないわね。また頑張ります」 さも信じ難いと言うような問い返しに頷いてやると、大井はやっと賞賛の言葉を受け入れた。 それから夜空の下、一列に並んだ艦隊に労いの言葉、艦隊解散の号令、入渠の指示をかけ、 最後に間宮の特別製あいすくりん交換券を取り出すと、艦隊の面子の頬は目に見えて緩んだ。 一般人が口にするものとは違い、特別な効能を含む艦娘用のそれは、 その高くない生産性と安くない価格のお陰で偶にしか支給できないのだが、今回がその"偶に"だ。 今回の作戦では、昼夜戦共に被害を抑えつつ、敵艦隊を鎮圧する事ができたのだから奮発してやらねば。 凛々しさを崩した艦の面子に一枚一枚手渡していくが、先程から元気をなくしたままの者が気にかかる。 殿の援兵として任命したその六番艦が、自分の前に立ち止まる。 「…………」 赤城は、自分が差し出す券を見つめるだけで受け取ろうとしなかった。 目を伏せているつもりなのかもしれないが、 自分と同じくらいの背丈では効果もなく、眉尻や口元が落ちているのが確認できる。 「……私、これを受け取って、いいのでしょうか」 声の調子や速度も落ち込んでいた。 受け取っていいからこうして差し出しているんだがな。 しかしこの調子の艦につっけんどんな軽口で返す訳にはいかず、なるべく声を柔らかくして言葉をかける。 「いいんだよ。持って行きなさい」 「……すみません」 赤城は両手で券を受け取って頭を下げ、礼ではなく謝罪の言葉を持って目を一瞬だけ合わせた。 そして、少し離れて様子を見ていた艦の面子五人に混ざって建物の方へ帰っていく。 赤城が心配だが、大丈夫だろうか。 加賀辺りが何とかしてくれる事を祈ろう。 …………………… ………… …… 建物に戻って執務を進める事にしたのだが、 一人で使う炬燵は中が無駄に広く空き、また音を発する物も机を走らせる筆と捲る書類のみ。 きちんと役目を果たし、時にこちらに喝さえ入れてくれる秘書は、明石によって修復を施されている。 この独りの静けさが逆に落ち着かず、筆は鴎のように白い海の上空を度々彷徨う。 ラジオでも持ってこようかという考えに至りかけた時、扉が音を発した。 「入れ」 「……失礼します」 入ってきたのは赤城だった。 飛行甲板や艦載機と言った艤装は外されており、海戦時よりさっぱりした格好だ。 それなのに、先程から変化が見られない顔の方は全くさっぱりしていない。 おずおずと畳に上がり、炬燵を挟んで自分と対面するように着座した。 こちらとしてはそのようなつもりはないのだが、 叱られている子供のように口を閉ざす赤城を前にして執務を続行できるほど、自分は冷徹ではない。 「……これを、お返しに」 数秒待ち、こちらから用件を引き出そうと口を開きかけたところで、赤城は一つの紙切れを差し出すと同時に口を開いた。 その紙切れとは、つい先に贈呈した件の間宮の券だった。 あいすくりんは貰ってこなかったのか。 聞けば、皆と違い海域制圧に貢献できなかったから、自分にこれを貰う資格はないと言う。 自分は持っている筆の頭をこめかみに軽く押し当ててから、炬燵の真ん中に置かれた紙切れを赤城へ押し戻した。 「……?」 赤城は、賢い艦にしか食べられないと謳う空の丼でも差し出されたかのように、首を傾げる。 別に赤城が馬鹿だという事ではなく、 頼れるお姉さんに、このように素直な仕草が合わさると、中々に魅力的だと感じただけだ。 「貰っていきなさい。義務感ではなく、私の感謝の形の一つとしてあげたいんだ」 「でも、提督から感謝されるようなことなどは」 赤城は小さく首を振る。 自分は構わずその言葉を遮った。 「いいや、赤城は普段からよく頑張っている。今回は今回で被弾しなかっただけ上出来だ。 自分の出来る範囲でなら、他にも何か労りたいが……」 艦娘が給糧艦のあいすくりん以外に喜ぶ事と言ったら何なのか。 簡単そうに思えて、いざ考えてみるとこれが中々難しい。 赤城の場合、いつも食堂で満足するだけ食べているので、食事も除外する。 筆を置いてしばらく考えてみたが、腕を組もうが炬燵の布団の模様を凝視しようが良い考えは浮かばず。 「……何か欲しい物でもあればそれを贈るのはどうか」 やや疑問形となっているモノローグを、碌に変換もせず口にしてしまうのだった。 自分からの提案なのに、赤城に丸投げしてどうするのだ。馬鹿か。 一方赤城は、瞬き一つして顎をほんの少し上げただけで、特に呆れたような様子はない。 寧ろ、先より葉書五枚程は大きく開かれているようなその目は呆れたものとかではなく、 例えるならば、飛行甲板に降ってきた牡丹餅に嬉しくも驚いているかのようで……。 「なんでもいいんですか?」 「出来る範囲内ならな」 すかさず釘を刺しておいたが、赤城はまるでその部分だけ聞こえていなかったかのように、饒舌にこう続けた。 「では、提督の膝を」 私の膝は私の物なのだが。 「今日は貸して下さらないのですか?」 この用件を持ち出される時、大人のような雰囲気を醸す赤城もまた、 この鎮守府の艦娘の一人なのだと再認識させられる。 恐らく上官として信頼されている事の顕れに間違いないと思う。 これを理由に休憩してもいいだろうと、照れを溜息で誤魔化すことにする。 筆や書類やらを置いたまま炬燵を部屋の隅にずらし、空いた部屋の中央に膝を折り曲げて座る。 「これでいいかな?」 「はい、では失礼して……」 正座で向かい合ったままの赤城は、間の抜けたように四つん這いで寄って来て、膝に寝転んだ。 それなりの重みが膝に預けられる。 垢抜けた赤城の顔をぼうっと見下ろすと、物足りなさげにむっとした顔をする。 最早恐縮した様子はなく、素直に欲を示すいつもの赤城が戻ってきたらしい。 「手……」 「……はいはい」 ここまで来ると、赤城が駆逐艦等にするそれと寸分の違いもなくなってしまうのだが、 手を頭頂部に置いて撫でてやると表す、戦いに身を束縛される事から解放されたように安らぐその顔は、何の違和感も感じる事はない。 一方の自分はと言えば、赤城のボリュームあるふんわりした髪の手触りを、 労りの気持ち百……ではなく、労り七十程、自分の楽しみ三十程の気持ちで感じていた。 鬱陶しくはない程度の厚みと、背中にかかる程の長さがある癖に、指が引っかからない事について、 ドックでどのような修復をされているのか、教えてくれた事はない。 指が引っかからない事については、自分だけでなく赤城にとっても快感のようで、 普段より三割増の小さな笑みをもって不満がないことを表明してくれる。 しばらく撫でると、すっかり安らいだのか、赤城は一人眠りの海域へと突入してしまった。 この場合、自分はどうなるのだろう。 膝を貸すと許可してしまったので、今更この頭を畳に振り落とす等あり得ないが、 睡眠時間の長い赤城――それは赤城に限った事ではないが――のために、 正座を続けるというのも楽なものではないし、何より背中を何かに預けたい。 何故自分は後先考えずに部屋の中央に座ったのだ。馬鹿だ。壁に寄りかかっていればよいものを。 これでは膝が痺れる前に、上半身が灯浮標のように落ち着きなくゆらゆら揺れ出すに違いない。 転覆しない保証もないので灯浮標以下とも言える。 釈明しておくと、肉体ではなく、精神への疲弊に耐えられるとも分からないと言う事である。 人や艦の寝顔を数時間も見続けて面白い訳がないのだ。 こんこん。 防音加工された部屋に取り残されたような、古めかしい木の扉を叩くその音が、 自分には退屈を叩き出す太鼓の音のように聞こえたのは確かだ。 「は――」 しかし寝ている赤城の手前、声を出せない。 吐きかけた息を止める。 数秒の沈黙の後、向こうが動いてくれた。 「提督? 入りますよ?」 扉を開いた者は、大井であった。 長いようで短かった明石による修復が終わったらしい。 さて、どう説いたものか。 普通に説いてもいいが、以前に他の子にこういった事をして欲しくないと明かした大井が何と言うか。 大井は不服そうに顔をぶす、と歪めたが、状況を察したのか大きな声を飛ばす等はしなかった。 大井は靴を脱ぎ、行儀良く一旦背中を見せて靴を揃えてからこちらへ歩み寄る。 きっと用事があって来たのだから、この光景を目撃したところで退室するには至らないだろう。 そうだ。大井はそもそも秘書だ。 秘書だから執務を片付けにでも来たに違いない。 なのに、隅の炬燵には目もくれず、また赤城や自分の横を通り過ぎ、 座るような衣擦れが聞こえたので何をするかと思えば、背中に暖かな重みがゆっくりと預けられる。 背中の感触を通じて、どうやら横向きに顔や体を預けているらしい事が分かった。 大井の耳が直に自分の本音を吸い取ろうとしているようで、少しだけ警戒心が働く。 最初は本題に入らずして意思疎通を試みる。 「……用事があったんじゃないのか?」 「用事がないと、来ちゃ駄目なんですか?」 「いや……」 執務を片付けるつもりでもなかったらしい。 これはこれで嬉しい気持ちがなくもないが、大井の顔色を伺いたい気持ちがまだ大きい。 質問に質問で返すところなど、不貞腐れているような調子が見えるから少し心配だ。 「明石に手当てはしてもらったんだな?」 「してもらいましたよ? もっと長い方がいいですか? ドックで寝てた方がよかったですか?」 面倒だなあ……。 しかしこんな調子でも声量は抑えられていて、赤城に配慮しているとも伺える。 妙なギャップに少し笑いそうになってしまうが我慢。 「すまん、元気のない赤城に何かしてやろうとしたら、その……」 「分かってますよ。提督はそれに付け込んで色んな子としてるんですよね?」 なんと人聞きの悪い物言いだ。 聞きようによっては、自分が下衆でヤリチンの最低野郎になってしまう。 結局、中々に大井は納得してくれないらしく、下手に出るしかない。 「付け込んじゃいないが、ごめんな……」 「……ふふっ」 しかし、突如として大井は態度を翻す。 私の心に染みるよう、静かに、語り始めた。 「多分ですけど、この鎮守府にいる皆、根っこのところでは同じ事考えてます」 「"慕っているこの人の役に立ちたい"って……」 「だから、役に立てなかったと思ったら、悲しみます」 「赤城さんも、私も……」 「艦娘は普通の船よりは強いですけど、無敵じゃないのは、分かってますよね?」 「提督は、戦争の指揮だけじゃなく、艦の調子を整えるのも重要な役割でしょう?」 「そのやり方は鎮守府毎に異なるでしょうけど、提督のやり方は、皆好きです」 「だから、提督は私のモノですけど、今は赤城さんに貸してあげるんです」 「……私を責めて遊ぶのは面白かったか?」 「あら? 何の事でしょう?」 遊ばれていたという訳か。全く。 ところで大井でない誰か、答えてくれ。 こんな状況でも他者に配慮できる大井の寛容さに感動するか、大井の"私のモノ"発言にゾクゾクするか、 ここではどちらの反応をするのが正しいのだ。 しかし答えてくれる妖精は、生憎自分の頭の中には飼っていない。 自分なりにそれらを纏めて引っくるめて簡潔に言葉に表すと、こうだ。 「……大井の"愛してます"で私の調子も整えて欲しいよ」 「明石さんに頭の修理をしてもらったらどうです?」 ひどいな。 「……赤城さんの調子を整えてあげたら、言ってあげなくもないわね」 なるほど、要するに数時間このままでいろと。 「執務は私が代わりに片付けてあげてもいいですよ?」 いや、いい。 やらなくていいからこのままでいてくれ。 「え……」 大井? 「……あ、はい、分かりました」 「もう、艦に調子を整えてもらうなんて、駄目な提督です……ふふっ」 大井に対する警戒心なんてものは、とっくに消えていた。 大井の器の大きさに感謝、である。 自分に寄りかかる大井、大井に寄りかかる自分、互いに体を預ける重さが釣り合ったので、 これなら数時間はこのままでいられそうだ。 無垢な赤城の寝顔と、背中で呼吸し体温を主張する大井の存在で安らぎ、口を開かなくなっていた。 執務室には、赤城の寝息、自分と大井のゆっくりとした息遣いだけが響く。 手持ち無沙汰に赤城の頭を撫で続けていると……。 「……ぁ、ていとく……」 赤城はまどろみの中、うっすらと目を開かせた。 「提督……なら……運命の……」 索敵に長けている空母とはいえ、こんな状態で私の背中の大井に気づく筈がなく、 断片的にしては意味深長な寝言を残して、赤城はまたも瞼を閉じてしまった。 「……提督」 大井もこれを聞き逃さなかったのか、暫く黙っていたのに声を発する。 その呼称の抑揚は、言葉尻で明らかに下がっていた。 「調子を整えるのと、色目を使うのは別って、分かってますか?」 「私は何もしてないよ……」 寝言とは、他者に聞かれたら多大な波紋を呼ぶものだと、改めて認識。 寝言に返事をしてはいけないという迷信まである程だ。 「はあ……」 その大井の溜息には、一体どのような気持ちが込められているのか。 目の前でゆったりと寝息を立てる赤城は勿論、自分にも知る由はなかった。 「提督は私のモノだってこと、忘れちゃ駄目ですよ……」 これが気に入ったら……\(`・ω・´)ゞビシッ!! と/
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今日は朝からお味噌汁の具を多くしてもらえて気分が良かった。 ほかほかと湯気の立つ真ッ白いご飯と、潮味のきいた焼きあじ。これに茄子と胡瓜のお漬け物がつ いて、日によってまちまちだがおかずがふたっつもらえる。今日は胡麻とあえたほうれん草のおひた しに、さんまの煮付けが一皿だ。昨日、いいさんまが安く入ったとか聞いていたから、きっとそのせ いだろう。 朝食にしてはやや多いと言われるかもしれないが(何度か言われた)、 当然わたしは体調管理を怠った事などないので、いつも全品美味しくいただいている。 やはり、一日というものは朝食から始まる。そして食事というのは白米が肝心なのだ。白米、お米 は、いい。大切だ。かつての帝国海軍における一航戦のようだ、とさえ言えるかもしれない。 「加賀さん、加賀さん。難しい顔してますよ」 「……そうですか?」 「ええ」 生返事をしながら、手を合わせた。ここの箸は四角くて、けれど角は緩く丸められているために、全体的な印象は円に近い。手に持つと、ころころと転がしたくなる具合だ。 まずはお吸い物に箸をつけるのがわたしは好きだ。少しだけ中をかき混ぜ、音を立てぬよう啜る。昨日はしじみだったが、今日は芋と椎茸。上には刻んだねぎが浮いている。くっと喉で飲み込むお味噌汁は熱く、胃袋がそれにつられてじりじりとした空腹を思い出す。箸でさわれば崩れる芋は煮え過ぎていたが、これもまたいい。 「……美味しい」 「ですねえ」 あじの身を弄うわたしの右で、いそいそとご飯を頬張る航空母艦が見える。輸送艦もかくやたるさまだ。 あじは口の中で遊ぶ小骨もまた味わいだと思う。 「む。少し、しょっぱい」 「そうですか?」 「でも、その分、ご飯が進みます」 「相変わらずね」 かつての精鋭、一航戦赤城は白米主義の徒である。おかずはいうにおよばず、白いご飯だけでも美味しくご飯をいただけるという筋金入りの輩である。わたしだってお米は好きだが、ご飯にはやっぱりおかずが欲しい。 そうやって、ゆっくりと、時折彼女と他愛ない会話をしながら、朝食をとっていた。その時までは。常時戦場とはいうものの、わたしはできれば食事ぐらい静かにとりたいと思う。凪いだ海のように平穏な心。それはわたしの好むところだから。 「おはようございます! 赤城さん……か、加賀さん」 「あら、瑞鶴さん。おはよう」 そうやって名を呼ばれたそいつは“五航戦”、翔鶴型航空母艦二番艦だ。姉妹の下の、くそったれな方である。 言葉に語弊があるかもしれないが、これは別段瑞鶴をやりこめているわけではない。いくら温厚なわたしであっても、時には隣の赤城をもくそったれめと罵りながら殴り倒してしまいたくなる場合があり、何が悪いのかといえば戦争が悪いのだとする他ない。 くそったれ瑞鶴は二言三言赤城と言葉を交わして、わたしの左側に腰掛けた。座るよう勧めたからだ(嫌々だが)。くそったれめ。 ――もっともそれは、わたしが瑞鶴に、そんなあからさまに顔をしかめられる理由には、ならないだろう。 「なにか?」 「いや……」 「嫌なの?」 「い、いやいや光栄ですっ」 気に入らないのは、いま話している瑞鶴にだろうか。それとも、箸まで止めて忍び笑いをしている赤城にだろうか。 「翔鶴はどうしたの」 そいつは随分憮然とした表情を作った。雨上がりに蝸牛でも踏みつけてしまった奴のようだ。 「姉ぇはその、いま出撃中ですが」 「ああ」 そうだったわね、と呟いた。しかしこれは反射的に同意しただけで、どちらかというと、そうだったかしら、という感じだ。どうだったか……そうかもしれない。 「……加賀さん」 確かに、五航戦の失敗を一番あげつらうのはわたしだろう。けれど、そうした些細な前例でもって、わたしが単なる悪意をぶつけたなどと思われては、これは心底心外だ。そも、どうしてわたしが翔鶴なんかの事まで気にしてなければならないというのか。 「加賀さんは意地悪ですね」 右のくそったれがそういうのが聞こえた。
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557 :名無しの紳士提督:2014/10/02(木) 19 49 18 ID iZMj.0R. 「止めろ、止めてくれ」 油断したと言うのは甘えだろう。いかに幼気な見た目でも艦娘、力の上で普通の人間が勝てるはずはないのだ。 それゆえ、彼女達の考えを理解し調整していたはずだった。 ……それがなぜ、押し倒されているのだ。 彼女が人より強いのはあくまで外側の話だ。比叡カレーを食べれば悶絶するし、今も現に結合部からは血が流れている。 「何で、こんな事を、」 問いかけに彼女は答えない。ただ、腰を振る。冷凍イカのような目で。 正直、痛いだけだ。慣れないであろうのに騎乗位、十分な前戯もない。 力が入り過ぎているのか、千切れそうな位に締め付けられる。 ふと、動きが止まる。 「よし、落ち着け、まずは話し合おう」 矢継ぎ早に話しかけた言葉を遮る、「ごめんなさい」という謝罪。 何故と問うまでもなく、理解した。痙攣している。 終わったと理解した。筋弛緩剤、あるいは艦娘ならバケツか、どちらにしてもこの部屋にはない。 まさか、繋がったまま動けるはずもない。 彼女はただ、ごめんなさいと繰り返す。壊れたレコードのように。 腹を括ろう、彼女を抱きしめキスをする。 驚き、目を見開いた彼女に語りかける。 「少しのんびりしよう、な?」 その夜は他愛もないことを繋がったまま語り合った。 これが昨日の話だ。さて、諸君の中で自分は聡明だと自負する者は前へ。 そして教えて欲しい。暗闇の中交わったのは誰なのかを。 目が覚めた私の目の前には三人の駆逐艦が居たんだ。 怒っていないと語る者、落ち度を問う者、あらあらあらと微笑む者。 間違えたら私の命はない。 なんだこれは! どうすればいいのだ!? これが気に入ったら……\(`・ω・´)ゞビシッ!! と/
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110 :名無しさん@ピンキー :sage :2013/12/25(水) 00 31 08.74 (p)ID ecdx8TCg(3)両足を抱え込んで繋がったまま手で歩かせる…ちょっと重労働過ぎるなところで全裸にさせた上からトナカイの着ぐるみだけを着せるのは羞恥プレイに入るでしょうか111 :名無しさん@ピンキー :sage :2013/12/25(水) 01 28 22.38 ID 0ABRZHyu 110抱き上げと言う体位が日本には昔からあるのだ他にも仏壇返しとか鵯越えの逆落としとか言うアグレッシブな体位がある本当に日本って・・・115 :名無しさん@ピンキー :sage :2013/12/25(水) 02 40 18.10 ID o2oRYy04 111あんな、それくらいでアグレッシブゆうたらあかんで。それやったら、自称れでぃでも出来るゆう話や。ええか、本物は駆逐の子どもどころかぱんぱかぱーんでも出来へんで。ウチと提督みたく息ピッタリやないとあかん。曙と提督やったら死人出るで。ええか、流鏑馬言うんやけど、基本は騎乗位や。待ち、誰や、揺れへんとおもろない言うたんは誰がそれで終わり言うた? ちゃうねん、見とき。こうやって首に輪っかにした縄掛けてウチが持つねん。せや、生存本能刺激して、より興奮出来るんやで。腰振る動きが馬に乗るように見えるから騎乗位なら、流鏑馬は手綱に見立てた縄もあるんや。腰振る度に息苦しくなるんやけどそれがええらしくてな、他にも対面座位でお互いの首に縄かける首引き恋慕ちゅうんもあるで。って、提督。何急に萎えんとんねん。まだ途中やで。ん、あれ、これって……あかん、死んどる。
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440 :名無しさん@ピンキー:2013/09/16(月) 17 34 56.23 ID 9m2ZOHir 扶桑姉様ラブの俺提督としては異議を申し立てたい所ではあるが、人の印象までは強制できないな 放置すると爆発しそうなのは間違いないしな 所で 「あ、あぁ、鳳翔さん!だめ、僕、なんかでるぅ!」 「大丈夫ですよ、男の子はみんなこうなりますから」 って優しくショタ提督の筆下ろしをする鳳翔さんとか 「いけない、洗濯しなきゃいけないのに・・・ん、ていとく・・・」 って洗濯物でイケナイことしちゃう鳳翔さんとか 誰かやってくれないかなぁ あまり運用した事が無いので赤城や扶桑姉妹以上に誰てめえになってしまう可能性が高い 647 :名無しさん@ピンキー:2013/09/29(日) 05 10 48.85 ID B6d4HqPF 鳳翔さんはもっと愛されるべき 648 :名無しさん@ピンキー:2013/09/29(日) 06 48 35.87 ID FcIH/4Oz 鳳翔は嫁ですが何か? 良妻賢母を地で行く艦娘 649 :名無しさん@ピンキー:2013/09/29(日) 09 55 14.98 ID sbmfSegc 鳳翔さんは家事してるところを後ろから抱きすくめてなし崩しにえろいことに持っていきたいタイプ 650 :名無しさん@ピンキー:2013/09/29(日) 10 50 41.06 ID b2a7xxaI 鳳翔さんは和む~ 651 :名無しさん@ピンキー:2013/09/29(日) 11 16 51.10 ID 6QdzSrci ゴム付き(演習) 生(実戦) これは演習ではありませんよ鳳翔さん 鳳翔さんは良い艦載機をいっぱい産んでくれる 652 :名無しさん@ピンキー:2013/09/29(日) 12 48 26.10 ID I2cNHXmP 649 おいおい、そこは下帯だけ剥いで そのまま立ちバックだろ? 着衣のままするのがミソ
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「ふう…これでだいたい片付いた、な」 ある日の鎮守府。もう日もかなり傾き、空を紅く染めている。 一日の業務をあらかた終え、大きく伸びをしたところに、コンコンとノックの音が響く。 「あの…司令官」 「吹雪か。どうした?そろそろ私も上がるところだが」 「その、お話が…」 「何だ、そんなに改まって。まあいいや、座りなさい」 「は、はい」 明るく元気な彼女らしくない振る舞いを不思議に思いつつ、向かいのソファに腰を下ろす。 「で、どうした?最近少し調子が悪いと聞いているが、そのことかな」 「はい、あの…司令官、ここに来た時に渡された、マニュアルみたいなものってあります?」 「ん…ああ、あるぞ」 立ち上がって戸棚から黒い厚紙のハードカバーを取り出す。機密の詰まったものゆえ私以外は触れられないものだ。 「これがそうだが…?」 「それに、私達艦娘の取り扱いについて書かれている場所があると思うんです」 たしかに、そのような項目はある。 この本いわく、艦娘とは、突如現れた敵性存在「深海棲艦」に対抗できる、唯一の存在であること。 艦娘は古の戦争に使われた艦船に宿った魂を練り上げ、少女の形をとったものであること。 そして、艦娘のメンタリティはほぼ少女のそれであり、かつ… ―命令遂行を潤滑に行うため、提督に好意を抱く傾向を持つよう調整されて建造されていること。 いくら「兵器」であり「人外」であるとはいえ、艤装を外した姿はほぼ人間の少女と変わらない。 人類が取れる唯一の手段だったという事情があるにしても、艦娘たちは現代の人間の都合で使役され、 あまつさえ「心」と言えるものにまで歪な形に仕立てあげられているのである。 そういう仕事だとはいえ、慕ってくれる彼女らには後ろめたいものを感じざるを得なかった。 特に、最初に出会ったこの吹雪には情も移っている。 「その項目に…私達がしてほしいことをしてくれるって…ありませんか…?」 「…まあ、あるな。業務に支障が出ない範囲では、原則君たちの要求には応えるように、とある。 あまり乱用されても困るからおおっぴらにはしていなかったのだが…つまり、何かしてほしいことがあるってことかい?」 「はい、あの、ですね…」 吹雪は、顔を真っ赤にしたまま俯いて、ぎりぎり聞き取れる声でこう言ったのである。 「私と…て、くれません、か…?」 ***** 吹雪のたどたどしい説明によると、艦娘は、戦闘によるストレスの反動として性的欲求を貯めこむこと。 戦闘経験の浅い艦娘には自覚症状がないが、練度が上がってくると個人差はあるもののそれに悩まされること。 今まで殆どの者は自慰か、親しい者同士で慰めあって処理していたこと。 そして…提督は艦娘の要求に応えなければいけないことを、建造時にそれとなく教えられるとのことだった。 「それで、もしご迷惑でなければ、その、司令官に、してもらいたいな…と…」 「…」 説明を終えた吹雪が、再び俯いて無言に戻る。 私は心の中で苦虫を噛み潰していた。何の事はない、これも艦娘が提督に依存するよう仕向ける仕組みの一つなのだろう。 信頼関係だけでなく肉体関係まで結んでしまえば、より従順な兵器になるというわけだ。 普通の男女では情の交歓となるそれは、艦娘と提督という関係では性欲処理というメンテナンスに過ぎないのだ。 しかし…眼の前の問題に対処しなければならないのも、また事実である。このままでは吹雪は、遠からず体調を崩すだろう。 「…わかった。フタサンマルマルに、ここに来なさい」 「ほ、本当ですか!?ありがとうございます、司令官!では、失礼しますね!」 頬を染めたまま嬉しそうな顔で退出する吹雪を笑顔で見送りながら、私の心には言い知れぬ怒りが渦巻いていた。 もちろん、吹雪達艦娘に向けたものではない。 この艦娘システムを作り上げた誰かに、それと…「吹雪とヤレる」と喜んでいる自分に、である。 ***** 夜も更けて、その時刻がやってきた。 コンコン、という控えめなノック音が響く。 「…吹雪です」 「ん…入りなさい。こっちだ」 緊張した面持ちの吹雪を迎え入れ、簡易ベッドのある奥の仮眠室に案内する。 「その…きょ、今日はよろしくお願いします…」 「ああ、こちらこそ…」 「…」 「…」 ふたりともベッドに腰掛けたまま、会話が止まる。どうやら吹雪だけではなく、私もかなり緊張しているようだ。 「あの…今更ですが、司令官は嫌だったりしませんか…?」 「これも私の仕事だし、それに…むしろ逆だね。私だって男だ、そういう欲求はあるさ」 「でも、あの…私達、艦娘ですよ?人間ではないですよ?」 「それは大した問題じゃない。艦娘だからダメというものではないし、 ついでに言えば人間の女性なら誰でもいいというものでもない」 「そ、そうなんですか…?」 「ああ。吹雪は私の目から見ても、十分に魅力的だよ」 「そんなっ…わ、私なんて、全然…その…」 「それに、たとえ艦娘でも、自分を選んで頼ってくれるなら嬉しいものさ」 …それが、そう造られた感情を元にしたものでも。 「…まあとにかく、吹雪の相手をするのは、仕事ということを抜いても全然嫌ではないから、遠慮はしなくていい」 「きょ、恐縮です…」 「…」 また、お互い無言になってしまった。仕方ない、本題に移ることにする。 「それで?」 「ひゃいっ!?」 「ごほん、あー…吹雪は、その…どうしたい、とかあるのかい?」 「えー、えっと、あの…く、くっついても、いいでしょうか…」 「ああ、いいぞ」 ずいぶんと控えめな要求だが、最初はこんなもんだろう。苦笑しながら了承する。 宣言通りベッドに腰掛けた私の横にピッタリとくっつく吹雪。 「…」 「…」 私の腕をとって、頭を持たれ掛けさせてくる。風呂に入ったのだろうか、ふわりとシャンプーの香りがして こちらの胸も自然と高鳴る。 「あの…抱きついても…? …ひゃっ!?」 上目遣いに尋ねる吹雪が可愛らしくて、思わずこちらから抱きしめてしまった。 そのまま私の足の上にまたがって、抱きつく格好になる。 「あ…は…しれいかんの、ニオイがしますぅ…」 私の胸の中でトロンとした声を上げる吹雪。どうやらスイッチが入ったようだ。 無言でこちらを見つめる吹雪の要求を正確に読み取り、唇を重ねてやる。 「ん…んふっ……ちゅぱっ、はあ、んっ…ん、ん……しれいかぁん」 「何だ?」 「私の体…触ってください…」 「ん…」 リクエストに応えて、吹雪のサラサラとした黒髪の感触を楽しみながら、もう片方の手で背中を撫でる。 抱きつく吹雪の腕にも力が入り、熱い吐息を吐きながら私の体にひしとしがみつく。 しばらくの間、ぎこちない抱擁は続いた。 「…あの、少し離れますね」 離れた吹雪が膝立ちのまま震える手でネクタイを引きぬき、セーラー服の前を開いた。 オーソドックスな白い下着が顔を出す。 更にスカートの中に手を入れ、何かを引き下げる… 「司令官…私の身体、触ってください…」 先程と同じ、しかしより露骨な要求。荒い息を吐きながら、切なげな目でこちらを見遣る。 その仕草が見慣れた吹雪とは全く違う艶を醸し、どきりとさせられる。 勢いと自らの欲求のまま服の中に腕を突っ込み、吹雪を直接抱きしめる。 しっとりとした肌の感触が否応なく興奮を煽り、背中に回した腕を滑り落としていく。 そのままスカートの中に手を這わせて、柔らかい尻肉を揉みしだいた。 「ふ、あっ…おしり、さわられて、ひあんっ…そ、そこはっ…」 そのまま指を進めて、吹雪の秘部を擦るように撫で続ける。 ぷっくりと膨らんだそこは既に発熱し、じっとりと湿っているのがわかった。 「ここは嫌だった?」 「いえっ、つ、続けて…ひああんっ!?」 指を滑らせ、直接秘唇に這わせる。擦る度にヌルヌルした液体が滲み出し、愛撫をスムーズにしていく。 「女性」に変化する途上の少女の性器は愛撫に敏感に反応し、控えめながらもコリコリとした肉芽が存在しているのが包皮越しにわかる。 「ひゃあ、あ、あ、しれいかっ…そこ、しげき、つよっ…はうっ、あ、ああっ…あ…」 嬌声のトーンが急激に上がる。 「ここはやめようか?」 「いえ、あ、あの…もう少しゆっくりで、いいので…っ、 ゃめないでくださ…く、ふぅんっ…あは、はぁっ…!」 吹雪の要求に応え、陰核に指を這わせるペースを落とし、その代わり肉襞の奥に指を侵入させる。 「ふあっ…し、しれいかんの、ゆびぃ…はい、って、あはぁっ…す、すごいぃ…」 おそらくこれまでは自慰で処理していたのだろう吹雪の膣は驚くほどスムーズに指を飲み込み、 それどころか物足りないと言わんばかりに私の指にちゅうちゅうと吸いつき、より奥への挿入を促してくる。 「ふ、吹雪…痛くないか…?」 「はぁ、はいっ…大丈夫、ですっ…も、もっと、わたしの…んこ、いじってくださいっ…!」 完全に発情した吹雪の淫らなお願いに応え、潤んだ膣内をゆっくりとかき回す。 その度に吹雪は、満足そうな深い喘ぎ声を上げた。 「はぁぁ、ふぁあんっ、し、れいかっ、はぁ、む、むねも… はあっ…! あ、あんっ…や、あ、ああっ!」 求められるままにプラジャーをずり上げ、既に硬く勃った乳首を弄ってやると、鋭い囀りが吹雪の口から漏れる。 それに合わせて私の指を飲み込んだ膣肉がきゅうきゅうと締まり、絶頂が近いことを教えてくれる。 その最後のひと押しに、硬く膨らんだ淫豆を親指の腹で包皮ごと強く押し込んだ。 「はうっ! …あ、あ、ああっ…あぁぁぁ…っ」 吹雪の体がピンと張り詰め、数瞬の後に弛緩する。危うく崩れ落ちそうになるのを慌てて抱き止める。 指を引き抜くと、溢れ出た大量の愛液が私の手を汚し、手首まで伝ってくるのがわかった。 「はぁ、はぁ、す、凄いです、司令官…自分でするのと、全然違います…」 「そ、そうか…うまく出来たようでよかったよ」 「はい、でも…」 「わわっ…!?」 上気した吹雪に押し倒された。潤んだ表情でこちらを見下ろしてくる。 自分より二回りは小柄な体からは想像できないほどの力で肩が押さえつけられて、身動きがとれない。 「司令官ので埋めてもらわないと、ダメみたい、です…いい、ですか…?」 尋ねながらも私のズボンをカチャカチャと脱がしにかかる吹雪。多分、返事を訊くつもりはないのだろう。 人間の私に拒否することも、もはや不可能に違いない。 既に、私は艦娘「吹雪」の性衝動の捌け口になっているのだ。 「ぁは…司令官のも大きくなってますね…入れ、ますよ…」 露出し天を向く私の陰茎に、愛液で潤んだ吹雪の膣口があてがわれ…亀頭が、雁首が、竿が飲み込まれていく。 そう、まさに「飲み込まれる」という表現にぴったりであった。 「ふは…ああ…すご、い、あ、しれいかんの、が、ナカにぃ…♪」 恍惚の表情を浮かべながら私に腰を下ろしていく吹雪。やがて…完全に根元まで咥えこんでしまった。 初めてのはずだが、苦痛を感じている様子は全く見られない。これも艦娘の特性なのだろうか。 熱い膣肉がみっちりと詰まった、時折ひくひくと痙攣する吹雪の膣内は強烈な快感を私に分け与えてくる。 「うご…きますね… ふ あ、ああっ… しれ、かんので、ナカ、いっぱいぃ… あうっ、は、こす、れて、いいっ…ああっ、はぁっ、あ、しれぇかぁんっ…」 ゆっくりと、ねっとりとした動きで性快楽を、牡の肉槍を貪る吹雪。 いわゆる騎乗位の体勢なので接合部は丸見えで、意外に生え揃った陰毛もベトベトに濡れ、ピストンの度に銀色の糸を引いている。 ずちゅぶちゅと下品な水音を立てながら艶めかしく腰を動かすその光景は淫靡としか言いようがなく、 ペニスに与えられる快感と合わせて私をひどく興奮させた。 「はあっ、すごいっ、しれいかんとの、ほんとのセックス、こんな、んんっ、きもちいっ… しれいかん、ごめんなさいぃ、はあぁっ、わたし、とめられなっ… ああっ!?そんな、だめですぅっ!」 夢中で腰を動かす吹雪の、胸と陰核に手を伸ばすとひときわ高い嬌声を上げる。 その度に膣内がきゅうっと締め上げられ、射精衝動が急激にこみ上げる。 「あ、だめぇっ、も、っと、してたいのに、わた、しぃ、だ、め、も、イくぅぅぅっ… …っっ」 ぶるぶると躰を震わせながら息を止める吹雪。 同時に吹雪の淫肉が強烈に締め付け、私の限界も遂に決壊した。 どくっ!どぷっ、びゅくっ、びくっ、びゅるっ… 肉槍が大きく脈打ち、滾る白濁液が吹雪の胎内に注ぎ込まれていく。 「あ…すご、しれーかんの、あついの、でて…わたしの、なか…」 心底幸せそうな声を上げた吹雪はそれを受け止め、膣肉をうねらせ貪欲に呑みこむ。 やがて…子種を全て絞り出し、飲み干した吹雪は力尽きたようにべチャリと私に倒れこんだ。 それを抱き止め、熱気で蒸れた吹雪の黒髪を撫でながら、お互いの息が整うのを待つ。 「はあ、はあ、司令官…すみません、私、好き勝手にしてしまって…痛かったり、しませんでしたか…?」 「ああ、大丈夫だ…吹雪、意外に激しいんだね」 「~~~ッ い、言わないでくださいぃ…だって、司令官がしてくれるの、嬉しくって… あの」 「何だい?」 「しばらく、こうしてていいですか…?」 「ああ」 「えへ…ありがとうございます、司令官っ…」 改めて抱きついてくる吹雪に、今までとは少し異なる愛しさと一抹の罪悪感を感じながら、私は急速に眠気に引っ張られていった… ***** 「司令官、そろそろ朝礼の時間ですよ」 翌朝、身支度を済ませた吹雪に起こされた。 「ん…ああ、おはよう、吹雪」 「はい!おはようございます、司令官!」 「元気だね…」 「はい、久々にすごく調子がいいです。司令官のおかげです!」 「あ、ああ、どういたしまして…なあ、吹雪」 「何でしょう?」 「あー…今この話をするのも何だが、君の話だと、皆似たような悩みを抱えているらしいが…」 爽やかないつもの笑顔に、複雑な表情が交じる。 「あ…そ、そうですね…苦しんでる娘もいるでしょうし、してほしい娘がいるなら…わた… けの…じゃ、 いですし…」 ごにょごにょという語尾はよく聞き取れなかったが、了承と見ていいだろう。 艦娘システムの設計者の思い通りになるのは若干癪だが、不調をきたして戦闘に悪影響が出られても困る。 何か問題が出る前に対応した方が良いだろう。決して他の艦娘ともヤりたいというわけではない…と誰かに言い訳をする。 幸いにも発散する相手は私でなくても良いようだし、全員を相手にする必要はなさそうだ。 「私も、その…時々、してもらっても、いいですか…?」 「…ああ、もちろんだ」 「えへへ…よろしくおねがいしますね。さあ、そろそろ時間ですよ。急ぎましょう!」 ***** しばらくして、鎮守府の掲示板に、短い告知文が掲載された。 『希望する者に、提督が慰問を行う。希望者は各自申し出るように』 →続き 提督×磯波13-173 これが気に入ったら……\(`・ω・´)ゞビシッ!! と/
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462 :6-632:2014/02/11(火) 21 47 50.16 ID BgeVLwt0 「司令官、こんなところまで良く来てくれたね」 帽子も、制服も変わった響は今までと変わらない柔らかな笑顔を俺に向けてくれた 「寒かっただろう?私が作ったボルシチだ。飲んでほしい」 以前俺の艦隊に居た時にもふるまってくれたボルシチ。 響の作るそれは世界中で一番美味しいと思う。 俺は、ロシアで行われるスポーツの祭典に日本海軍代表として招待され ロシアの地に足を踏み入れた さかのぼる事数か月前、俺の秘書艦であった響を大本営がロシアに譲渡してから数か月 毎月手紙のやり取りはしていたが、実際に声を聴くことはなかった 愛おしい、誰よりも愛おしい響の声を この訪露も話によれば響が色々水面下で根回しをして俺になるよう海軍に 話をつけていてくれていたようだ 「おいしいかい?」 響が尋ねてくる 「もちろん。世界一美味しいよ。響」 「スパスィーバ」 たわいない会話。あの日まで毎日毎日繰り返してた行為 今となっては懐かしく、変化のない毎日が大変貴重だったものだと実感させられる。 「司令官、今日は夜の会場警備があるから、これで・・・・」 そう言い響が部屋を出て行った。 響・・・。どんな血の滲む努力をしたんだ? 一介の来賓が泊まれるような部屋じゃない異様に豪華な客室。 そこに供された夕食はホテルのシェフご自慢の料理では無く全部、響の手作り 「・・・・。ごめんな。愛してたのに・・・。こんなダメな指揮官で」 ロシアの“ヴェールヌイ”となった今でも俺の事を“司令官”と呼んでくれるとは 今日のディナーの御礼に寒い中会場警備をする響にホットコーヒーでも持っていこう そう思い俺はホテルマンへ連絡し携行しやすいカップに入れたコーヒーを持って 競技会場へ向かうことにした 薄明りのの中、俺は寒さに耐え響を探した こんな寒い中で会場警備とは・・・。警察や陸軍がやればいいものの、 相当人が足りないらしい。 会場近くの茂みの中から声が聞こえる この声は、響と・・・。ロシアの士官か? この時ばかりは、ロシア語を勉強したことをひどく後悔した そしてこの場に来てしまったこと。 響を守り通せなかった自分を責めた。 俺が見た光景は、寒空の下。ロシア士官が響の乳首を執拗になめまわし、 手は股間を弄りっている。あたりには響の性器から溢れた蜜が出す水音と 響の喘ぎが聞こえてくる 「寒くはないのか?」 ロシア士官は響に尋ねる 「ああ、同志がこうして私を温めてくれてる。私は幸せだ」 本当に喜んでいる表情で、自らも腰を動かしロシア士官の指を性器で堪能しているようだ 「あのヤポンスキーにしてもらうよりもか?」 響は一瞬何かを考えるような間を置いたのち答えた 「あぁ、同士にされていた方が幸せだ」 そう答えると、響はロシア士官のペニスを口に含み、愛撫していく じゅるっ。じゅるっ 響は美味しそうにロシア士官のペニスをしゃぶる。 喉奥の限界までペニスを自ら突っ込み、まさに「喉でペニスを扱いている」状態である 言うなれば、ディープスロートだろうか。 ディープスロートからシックスナインに移行し ロシア士官も響の性器を舐めまわす。 響の甘い声が聞こえてくる。 「早く欲しい・・・。同志のおちんちん。早く入れて」 遂におねだりを始める響 「そうか、そうか。よし、ヴェールヌイ。挿入してやる」 響はうっとりとした目でペニスを待ちわびる。ロシア士官が意地悪そうに言う 「何ならヴェールヌイが呼んだジャップをここに呼び出して、見せつけてやろうか」 「さすがに、それは恥ずかしい」 響は俺をこの場に呼び出すことは拒否さえしたものの、早くペニスが欲しくてたまらないといった表情だ あっ・・。あ 遂にロシア士官のペニスが響に入っていく。 すごく恍惚とした表情でロシア士官が腰を振ると恥ずかしげもなく大きな声であえいでいる 「あぁ・・・幸せだ」 時折喘ぐ響の声に交じるセリフ 「ヴェールヌイ!ヴェールヌイ!」 響のセリフに合わせるように、“今の響の名前”をロシア士官も叫ぶ 「ヴェールヌイ!このままイクぞ!」 ロシア士官の腰がさらに早く動く 「え、そ・・・。それは」 響はちょっと困惑した声を出すものの、リズミカルな腰の動きに合わせ喘ぐ どんどんその声は大きくなり、ロシア士官が響の一番深いところまでペニスを入れると 腰を止めた。 「あっ・・・出てる同志のが・・・・。中に・・・・」 響は息を切らしながらつぶやいた 「幸せかヴェールヌイ」 ロシア士官が尋ねると響は余韻に浸ってか力なくうなずいだ それを見るとロシア士官は満足したようにペニスを響から引き抜いた。 繋がっていた部分。響の性器からはロシア士官の精液が大量にあふれている。 行為を終え早速体が冷えたのか、響は小刻みに震えている。 そんな響と目が合ってしまった 俺は無言でホテルへ帰った。 結局コーヒーを渡すどころか、あんなのを見てしまって・・・。 「くそっ!くそっ!!!!」 俺は何度もホテルのベッドにパンチと蹴りを入れた 数日後、スポーツの祭典は日本選手団の活躍もあり大盛況のうちに幕を下ろした 日本の選手の中には世界で最も栄誉のあるメダルを獲得した者もいて 同じ日本人として誇らしく思った。 帰国の日、響が空港まで見送りに来てくれた 「司令官、お疲れ様。暁や雷・電とか皆に私は大丈夫だと伝えて欲しい」 そういうと、今にも泣きだしそうな顔になる 俺は頭をそっと撫でた 「あぁ、約束するよ必ずお前が元気だと伝えるさ“ヴェールヌイ”」 響の表情が一瞬こわばる 「え?あ・・・。あぁ。司令官、すまない。こんな事まで甘えてしまって」 響は俺の乗った航空機が離陸するまで、見送ってくれた。 だが俺はモヤモヤした気持ちでいっぱいだった。 別れを惜しむような表情を見せた響。 でも、ロシア士官との性行為に幸せを感じる響。 俺の気持ちは・・・。 それから数十年後たったある日、響の代わりに秘書艦に就任した電が血相を変えて執務室に飛び込んできた 「ロシアからお手紙なのです。」 “あの日”以来月に1回の響からの手紙も無くなり、数十年ぶりの手紙に俺も驚いた はやる気持ちを抑え開封すると、中からはロシア語で書かれた手紙が出てきた スポーツの祭典の為に「話すことはできるようになったが」いまいち文字は読めないので 吹雪を呼び代読してもらった 要約するとこうだ 響が沈んだ。最期は“ディカブリスト”と名乗りロシアで新人の艦娘の教官をしていたが 艦載機の訓練中。標的が無く自らの身を挺して後身の指導を行った そしてその艦載機のミサイルが命中。響は沈んだとの事 また“返却したいもの、ディカブリストから俺宛に渡したいもの”があるから ロシアに来てくれとの事だった。 俺はロシアへ渡った 「良く来てくれた」 ロシアに着いた俺はロシア軍の高級士官と謁見し、返却したいものを受け取った 響の服だった。それも俺の指揮下に居た頃の、第六駆逐隊の ロシアの高級士官の案内で響が沈んだ所へ立ち寄った そこで“響から俺に渡したいもの”を渡された。 その際、ロシア高級士官は 「申し訳ないが規律で検閲はさせて頂いた」 と述べた後脱帽したうえで敬礼し 「大変申し訳ない。私たちの監督が甘かったせいで貴君とヒビキを 傷つけてしまう結果になってしまい申し訳ない。」 そう俺に言ってきた 俺はその響からの手紙を読み始めた 大好きな司令官へ この手紙を読んでいるってことは多分私は沈んだんだね。 あの日以来、司令官に手紙を出そうと思ったけど、どうしても書けなかった。 私は、司令官の事を忘れたくてあんなことしてしまったんだ。 司令官がそばに居なくて辛くて、心細くて、寂しくて、心が張り裂けそうだった。 でも、あの行為をすればするほど、司令官への気持ちが抑えられなくなっていったんだ それでそれを振り払おうと、何度も何度も没頭してしまったんだ 言い訳かもしれないね。実際司令官は私の事“キタナイ”って思ったかもね 私だって司令官以外に汚されて、どんな顔で司令官に合えばいいかわからないんだ。 でも、でもね。絶対に、絶対に信じて欲しいことがあるんだ それはね 身体を許しても、幸せな気持ちになりたくて、何度幸せと叫んでも 心の中には司令官がいたんだよ。 心だけは絶対に許さなかった。 今更だけど、もう一度言わせて。あの時みたいに。 司令官。愛してる 響 「響・・・・。響っ」 俺は声にならない嗚咽を出してしまった 高級士官がそっと肩に手をのせてこういった 「ヒビキの最期の言葉は“すまない。司令官”だったそうだ。」 俺はひどく後悔した 響をロシアへ送ったこと あの後以来響にちょっと冷たくなってしまったこと そして、もっと素直に響と向き合っていればと +後書き 480 :6-632:2014/02/11(火) 23 30 25.66 ID BgeVLwt0 ちなみに、先の響の話で最期に「ヴェールヌイ」としなかったのは 現在のダイビングスポットでのヴェールヌイが眠る地点でダイバーが 「ヒビキ」と言っているのを元としました。 (ロシア語のサイトをBing変換すると「響」と明記されているので) つづき